チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

【悲報】腰、再び逝く。

学校生活の名残ってのは染み付いたらなかなか消えないモノであって、剰え僕なんかムショクとしての累計期間もそれなりに長かったりするから、9月っていうとアラホーの現在でも「始まり」って感じがしてしまう。もっとも底辺のおっさん的には、「始まり」というのはいつだって「終わりの始まり」なのであって、そんな事に思いを馳せていると途端に終末感漂い始めるから、フレッシュさなんか微塵も感じようがない。

今朝、起床直後、徐ろにキッチンで洗い物などを始め、一段落したところで気を抜いた途端、腰に激痛が走った。もっと正確に表現すると、全身を電流が駆け抜けた様な衝撃があり、意識が瞬断した直後に、激痛に襲われたのである。またやってしまったか・・・。しばらく鳴りを潜めていた腰痛が再びぶり返した。バタッと崩れ落ちた瞬間、きっとこの世の終わりのような、物凄い奇声を発したと思うが、よく覚えていない。腰痛歴も15年ほどになるが、これまでにない衝撃の強さに麻痺でも残るんじゃないかと本当に心配、というより怯えてしまった。まったくキッチンの低さは腰への負担が大きすぎるわ。

やむを得ず、コルセットを引っ張り出してきて久しぶりに着用しているが、いかんせん安物だから気休め程度にしかならない。このまま痛みが引かないようだと、たとえムショクの廃人でも日常生活に支障を来たすどころのハナシじゃないから、整形外科への通院再開も検討しなければならない。もう腰椎がバカになってるから、対症療法しかないのよね。こんな状態だから40代の自分なんて到底想像できないし、したくもないんだよなぁ。一寸先は「病み」だ。あーあ。

 

映画鑑賞記

ダニー・ボイル監督作「トレインスポッティング」("Trainspotting" : 1996)

スコットランドを舞台に、薬物中毒の若者達の頽廃した生活を描くクライムコメディ作品。

ヘロイン中毒のレントンは、シック、スパッド、トミー、ベグビーら馴染みの悪友グループとつるみ、スコットランドの街で反社会的で堕落した生活を送っていた。ある日、レントンはそんな日常に嫌気が差し、単身、クスリ断ちを試みるのだが、依存性には抗えず、すぐに挫折してしまう。仲間内で目も当てられぬ様な惨劇が立て続けに起こったり、はまたま窃盗の廉で逮捕され、刑務所送りの者が出、レントン自身も実刑寸前という状況に置かれたりと、いよいよ更生を余儀なくされる事態となる。両親の期待もかかる中、レントンはクスリを断ち、社会復帰を果たすことができるのだろうか。

社会性の高いテーマと斬新なテイストで大ヒットした本作を、この度初めて鑑賞。ダニー・ボイルユアン・マクレガーの出世作としても有名らしいですな。貧しい街の若者達が、ドラッグ、セックス、バイオレンスに明け暮れる、只々怠惰に過ごす日々を描いている。ドラッギーな演出とサレオツなBGMは現在でも色褪せず、本作が高く評価される理由が分かる。出だしのシーンで、キマってるレントンが自らの排泄したう◯こまみれの便器に突っ込んでいく様には度肝を抜かれた。主にレントンが更生を目指すハナシではあるのだけど、若いうちからあんなに浴びるようにクスリ打ちまくって、果たして真人間に戻れるものなのかねぇ。とまれ、痩せぎすなジャンキーのレントンを演じるユアン・マクレガー、ここが彼のキャリアの原点だったんだなぁと思うと感慨深い。

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