チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

取り留めもなく雑記。

一昨日の疲れからか、風邪の引き始め恒例の鼻水とクシャミが止まらず、ティッシュを鬼のように使ってしまった。丸めたティッシュだけで指定ゴミ袋がいっぱいになりそう。このまま例のごとく発熱に移行してしまうのか、予断を許さぬ状況で、今日は一日安静にしていた。ここは免疫システムに頑張ってもらうしかない。病は気からとはよく言ったモノで、風邪かなって心配すればするほど、カラダが熱を帯び、アタマが痛くなってくる不思議。

先日来、ネットが断線する症状に見舞われており、この場でもその事を記したばかりなのだが、一昨晩、原因を突き止めた。なんと僕の部屋の上の上の上の、更に上の階で蛍光灯が切れかかって点滅していて、これが回線に悪影響を及ぼし、断線を招いていたのだ。その蛍光灯を切ってやると、リンクは無事回復し、快適なネットライフを取り戻す事ができた。いやはや、そんなに距離が離れた場所まで気配りせねばならんとはね。

昨日、書き忘れたのだが、一昨日の帰りしなに家電量販店でアイフォーン6の実機を弄ってきた。スマフォDTの僕にはどうこう論評する基礎的知識もないので、百%ド素人の雑感なのだが、なんだか大きい方も小さい方も普通のスマフォだなぁって印象を得た。あれならアンドロイド機の中に紛れて陳列されていたとしても、違和感がないかも知れない。あんなのが10万近くして、2年程のサイクルで新機種に買い替えを迫られて、それでも世間様が狂奔するってんだから、カネってのはあるところにはあるもんだなとしみじみ思う。低スペノートなら2,3台買えそうな金額だし、6年目に突入したガラケーが無性に愛おしく思えてきたわ。チャンスあらばスマフォに機種変したいのだけどさ。貧乏人による僻み混じりのつぶやきさ。

 

映画鑑賞記

ケネス・ブラナー監督作「エージェント:ライアン」("Jack Ryan: Shadow Recruit" : 2014)

CIAの情報分析官が私企業に潜入し、ロシアの企てるテロを未然に防ぐべく奮闘するアクション・スリラー作品。

911同時多発テロに触発されたジャック・ライアン(クリス・パイン)は、大学の博士課程を中退し、海兵隊員としてアフガニスタンの戦地に赴いた。ところが任務の途中、敵の迎撃を受け、瀕死の重傷を負ってしまう。かろうじて一命を取りとめ、リハビリで後遺症を克服したライアンの元に、ある夜、CIAを名乗るハーパー(ケビン・コスナー)が現れる。ハーパーはライアンに対し、復学した後、民間の投資銀行に潜入し、不審なカネの流れを追うCIA職員として、国家に貢献する道へと誘うのだった。10年が経ち、ライアンはハーパー直属の情報分析官として投資銀行コンプライアンス監査業務に従事する傍ら、テロに繋がりうる不穏な取引がないか監視していた。その頃、国際情勢は米露の間で急激に悪化しており、ロシアは秘密裏に米国に対するテロ計画を進めていた。ライアンは、顧客であるロシアの大物実業家チェレヴィンが率いる投資ファンドの不穏な動きを察知し、単身ロシアへ渡りチェレヴィンと対峙する事になるのだが・・・

「ジャック・ライアン」シリーズ、リブート第一作目。米露の二国間対立からロシアによる対米テロ計画へと一気に発展し、すわ世界恐慌の引き金となるかって緊迫感がなかなか楽しい作品。トム・クランシー原作だけあって手堅い作り。と言いながらも、本作が「レッド・オクトーバーを追え!」「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」といった名作の流れを汲むシリーズであることを、今回初めて知ったワケだけど。ロシアが経済的な窮地に追いやられ、国家の威信をかけて米国に報復を企むという、昨今の国際情勢を鑑みるに、本当に起こってもおかしくなさそうなテーマを扱っており、その計画を未然に防ごうと奮闘するのがCIAなワケですな。日頃の暗躍ぶりが、とかくダーティでネガチブなイメージを惹起しがちなCIAだけど、本作では完全にヒロイックなポジション。ライアンは海兵隊上がりとは言えど戦闘員ではなく、情報分析官である為、殺し屋をスマートに撃退できるような戦術訓練は受けていない様子。前半、暗殺されかかってオタオタしてるから最初はどうなるかと思ったけど、後半になると007ばりのエージェントらしいド派手な活躍を見せちゃうのはご愛嬌?ライアンがCIA職員と知らずに交際してた婚約者ミュラーキーラ・ナイトレイ)は、ライアンが隠し事をしていると察知し、真っ先に浮気を疑うのだけど、実はCIA職員だったんだって明かされて「良かったぁ」って、そこで喜ぶのはどうかと(笑)ケビン・コスナーは最近になって大作に出演し始めたね。もう一花でも二花でも咲かせて欲しいところ。

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