チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

暖房解禁2014。

昨晩、遂に暖房を解禁した。やはり室温が16度を下回ると、布団に包まっていても寒さで調子が狂い始める。昨年の記事を見ると10日に解禁していたから、今年はそれよりほんの少しだけ頑張っただろう。フフン。設定は18度で、ある程度温まったらコマメに消す様にはするのだが、さて今年のガス代はどんな感じで推移するのやら。電気代は今月から爆上げするから、電気で暖を取りたくはないし、コスパなら圧倒的にガスなのだが、プロパンはアホみたく高いのよね。もう何度も何度も怨嗟を込めて愚痴ってきたが。供給元を自由に選択できたらなぁ。

ときに一昨日、無印に寄ったついでにようやく枕カバーを購入した。本当は枕とセットで一新しようと考えていたが、枕はまだ何を買うか決めかねており、ズタボロのカバーだけ一足先に新調。今まで使っていたのと全く同じモノを購入したワケだが、もはやボロ布状態で廃棄待ったなしの旧品と新品を比較して、その余りの違いに笑った。洗濯を繰り返すと、ここまで色が抜けて風合いが劣化するのね。来月にはいよいよ枕の方も新調しようと考えており、今から楽しみである。

更にそのついでに大型家電量販店で、スマホの最新機種を弄ってきた。あれこれ物色していると、すかさず店員に「いまどこのスマホをお使いですか」的な事を聞かれるのだが、そこで毎回「ガラケーなんです・・・」と打ち明けるのが地味にツライ。あたかも情弱扱いされるかの様に、機能や料金プランのレクが始まる。実際、この手のガジェットに関して、情弱である事は否めないだが、その事実と向き合うのがツライ。まぁ買う気もないのに、店頭で商品を弄り倒しているからそんな憂き目に会うのだが、なかなかコレだって機種に出会えないんだもの。運命の機種に出会って、早いとこ情弱から抜けたいのだが、いつになることやら。

 

映画鑑賞記

ダグ・リーマン監督作「オール・ユー・ニード・イズ・キル」("Edge of Tomorrow" : 2014)

生と死を繰り返し、エイリアンの侵略を阻止せんと奮闘する兵士の活躍を描くSFアクション作品。

地球侵略を目的とした敵性エイリアン「ギタイ」の襲撃を受け、人類は地球の存亡を賭けた戦争に突入していた。ドイツが陥落し、フランスへと戦火が拡大する最中、防戦一方の統合防衛軍は強力な歩兵用戦闘スーツを導入する事で、ギタイへの反撃を開始していた。ロンドンに危機が迫るに至り、防衛軍は、度重なる戦闘で武勲を上げたリタ・ヴラタスキ軍曹(エミリー・ブラント)を筆頭にした大隊を編成し、フランスの浜辺でギタイへの大規模な急襲作戦を計画するのだった。その頃、軍の広報官ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は、戦闘スーツの優位性をメディアに説いて回っていたが、急襲作戦を前にブリガム将軍(ブレンダン・グリーソン)に呼び出される。歩兵隊に帯同し、戦闘最前線の様子を直接取材・発信させようというのだ。実戦経験もスキルもないケイジは、その命令を頑なに拒否するのだが、その場で逮捕され、強引にフランスの基地に送り飛ばされてしまう。作戦前日というのに、ろくな訓練さえ受けぬままに当日を迎え、戦闘スーツを装着したケイジは、歩兵として大隊と共に戦地へと駆り出される。スーツの扱いもままならず、ギタイの前に為す術もないケイジだったが、死を目前に彼の取ったある行動がきっかけとなり、彼の意識は作戦前日の時点に戻ってしまう。繰り返し戦地で絶命し、死ぬ度に同じ時点に戻ってしまう事を理解したケイジは、ヴラタスキの助けを得る事で訓練を重ね、生と死のループの謎解明とギタイ殲滅を目指し、奮起するのだった。

日本のライトノベルが原作らしいけど、生死ループ、戦闘スーツ、ギタイ等々、非常に独創的な要素に満ちたSFアクション。劇場で観てきたのだけど、調子が悪かったから終盤の記憶が抜け落ちちゃっていて、この度ようやく補完できて嬉しい。利己的で口八丁な広報官ケイジは、ギタイ急襲作戦帯同の命令を受けるも、戦地なんてまっぴらゴメンとばかりに、将軍を揺すってまで命令を撤回しようとする。それが将軍の逆鱗に触れ、即逮捕された挙句、目覚めた時には作戦基地で、そのままヒラの歩兵として作戦に参加させられる。スーツの扱い方も教わらず、武器さえ使えぬ状況で、あたふた逃げまわるしかないケイジの前に、凶暴なギタイが立ちはだかるのだけど、窮地に彼の取った手段で期せずしてギタイの返り血を浴びてしまうと。それがきっかけでケイジは意識だけ時間を遡る事ができる様になり、その起点となるのが前日の作戦基地で目覚めた瞬間で、死ぬ度にこの起点に戻ってくるというワケですな。記憶だけが連続性を保っているから、何百回も戦地で死んでは同じ日、同じ戦闘を繰り返す事で、ケイジは自ずと未来が予知できる様になる。一方、ヴラタスキもかつてケイジと同じ経験をしていた事が分かり、ケイジはヴラタスキの特訓を受け、へっぴり腰の新米から百戦錬磨の兵士へと変化していく。ギタイには親玉であるオメガ、オメガと一心同体の将軍格アルファ、歩兵格のドローンの3つの種類があり、オメガこそが生死ループの能力を司るコア。ギタイはループを使い、常に未来を先読みする事で、人類に対して常に優位に戦争を進めてきた。そこへケイジが偶然にもループの能力を獲得し、ギタイに先んじる可能性が見えてきたと。ケイジとヴラタスキは、オメガの潜伏先を探しだし倒す事で、アルファ、ドローンを一網打尽にしようと死力を尽くすと、こういうおハナシですな。メイキングを観た感じでは、このユニークな世界観の映像化に際して、監督始めスタッフ陣の並々ならぬ情熱とリソースが惜しみなく投入されており、裏側といえど大変見応えがある。しかし、トム・クルーズって50代とは思えんよなぁ。大剣を振り回し、ギタイをなぎ倒すエミリー・ブラントの勇姿もステキ。何度でも観たい傑作。

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