チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ファサッ!で悶絶。

今朝は今季一番の冷え込みに加え、ドカ雪模様となり、樹に積もった雪が落ちてくる音で目が覚めた。一昨日から不規則に食事を摂っているせいか、交感神経がバカになった様で、昨夜寝る前の空腹感に抗えず、ついついインスタント麺を食べてしまった。年明け早々、自堕落ぶりが激しくて本当に嫌になってしまう。こういう事が起きないように、簡単に調理できる食品は置いておきたくないのだが、備蓄が全くない状態というのも不安だから、その辺の按配がなかなか難しい。昨日は元日で、特に用事も無かったので、部屋から一歩も出なかった。ゴミ出しもなく、朝ドラの放送も無い毎日が続くと、ついつい早起きをサボりがちで、生活リズムが崩れてしまう。やはり僕は規範の中でしか生きられないのかも知れない。

昨年の内に通販でポチっておいたモノが、つい今しがた届き、アタリマエながら物流に正月休みなど無いのだと実感する。単品の小包で、別段急を要するモノでもなかったので、正月明けの配送でも全く問題無かったのだが、三が日でもこんなにパンクチュアルだと、なんだか心苦しく思う。そこにニーズがあるから、サービスが定着しているとも言えるが。ときに、正月でも近所のスーパーは24時間営業していた様だが、それに限らず、いったいどれだけのニーズがあるのだろうと思う事は世の中に多い。人口が減少して経済規模が縮小していくなら、少し考えなおしても良いんじゃないかしらんと、年中休業のおっさんが、取り留めもなくそんな事に思いを馳せてみた。ハタラケ。

さて、1キロ入りの切り餅を買ったので、これから毎日しこしこ食べていくワケだが、あれこれと手間をかけるのが億劫だから、雑煮ときなこもちくらいしか使い道がない。食へのこだわりがあるワケでもなく、不満はないのだが、何かこう手軽で軽食感覚の調理法を開発したいものだ。とりあえず砂糖と塩を配合して、きなこもち用のきなこを作り、今年初のきなこもちを昼にいただいたのだが、きなこが口内炎にファサッ!とかかって悶絶した。フゴゴゴ・・・

 

映画鑑賞記

グレッグ・モットーラ監督作「スーパーバッド 童貞ウォーズ」("Superbad" : 2007)

高校卒業を目前に控えた青年達が、パーティで意中の娘と結ばれようと奮闘する姿を描くコメディ作品。

高校生のセス(ジョナ・ヒル)とエヴァン(マイケル・セラ)は幼馴染の間柄で、共に冴えない者同士、何をするにもいつも仲良くつるんでいた。そんな2人も大学進学が決まり、高校卒業を目前に控えていたのだが、卒業までにどうしても成し遂げておきたい事があった。それは脱童貞で、2人は卒業パーティで、酔いに任せてセックスへと持ち込む展開を期待していた。エヴァンには恋人未満だが、親しい女友達ベッカがおり、一方でセスには決まった相手がおらず、セスはその事でエヴァンに悪態ばかりついていた。ある日、セスは家庭科の調理実習で、偶然にも人気者のジュールズ(エマ・ストーン)と二人組となり、作業を通じて親しくなる。ジュールズの主催するパーティへの誘いを受けたセスは、酒の調達を買って出る事で、ジュールズとの距離を一気に縮めようと企む。未成年の彼らは、友人のフォーゲル(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が所持している偽造IDを悪用して、酒を大量に調達する計画だったが、不真面目でお調子者の警官コンビとのトラブルに巻き込まれ、事態は思わぬ方向へ進んでいくのだった。

全く冴えない高校生の3人組が、卒業パーティで脱童貞を目指そうと奮闘しちゃう、おバカ系コメディ。副題の童貞ウォーズってのが、ちょっと盛ってるかなって感じがしなくもないけど。3人の中でも、とりわけセスは脱童貞したくて仕方ないと。そこでデキる男を演出しようと、ジュールズの主催するパーティに酒を調達する約束をするのだけど、未成年の彼らに酒は購入できず、フォーゲルがこしらえた偽造IDを使うことに。ところがフォーゲルがポンコツ野郎だから、偽造IDもまたポンコツなデキ。フォーゲルは酒屋で思わぬ事件に巻き込まれてしまい、警察沙汰に発展しちゃうのだけど、駆けつけた警官が悪ふざけの過ぎるお調子者コンビで、フォーゲルだけ連行されちゃう。フォーゲル頼みだったセスらは、酒を確保する必要に迫られ、街を彷徨うワケですな。んで、ドタバタ珍道中を繰り広げてしまうと。なかなかのお下品さだけど、こういうのがヒットする辺り、メリケンは自由だなぁと実感。セスは幼い頃、病的にペ◯スの絵ばかり描いていた問題児で、学校に親が呼ばれたとか、なんだそのエピソードは(笑)そりゃ日本で未公開も納得だわ。「酒の力でも借りないと、僕みたいな冴えない男は、君みたいなカワイイ子とセックスできないだろ…」的な台詞が泣かせますな。元日からこんなおバカな作品で楽しむのも乙なもんだよ。

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