チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

エクリプス/トワイライト・サーガ

デヴィッド・スレイド監督作「エクリプス/トワイライト・サーガ」("The Twilight Saga: Eclipse" : 2010)[BD]

人間の少女と吸血鬼、そして人狼による恋の三角関係と、少女を狙う敵性の吸血鬼部隊との闘争の行方を描くロマンチック・ファンタジー作品。

 

ベラの高校卒業が近づく。エドワードはプロポーズを繰り返すが、ベラは吸血鬼への変身が先だとしてそれを拒む。一方その頃、失踪したフォークス出身の青年ライリーがヴィクトリアに襲われ、吸血鬼にされる。以後、シアトルで殺人や行方不明といった事件が頻発する様になる。チャーリーはベラがエドワードと離れる事を望み、ベラに厳しい門限を課すが、ベラはエドワードが自分の一部だと説く。チャーリーは門限を解除する条件として、悩みを抱えるジェイコブと過ごす事を提案し、ジェイコブの支えとなる様に促す。その夜、ベラは連絡が取れないジェイコブに直接会いに行こうとする。そこへベラの身を案じてエドワードが現れ、翻意を促す。ベラは変身後にはジェイコブの宿敵となってしまう事から今しか会えないと主張するが、会いに行くのを断念する。

後日、アリスの予知により、シアトルの件でヴォルトゥーリが動き出した事が判明する。エドワードはベラの誕生日祝いとして、フロリダへの航空機チケットを贈り、卒業前にレネに会いに行く様に勧め、チャーリーはそれを許可する。

ベラはエドワードと共にレネの元を訪ねる。ベラはアラスカ大学の理工科に進学する予定だと伝える。レネはベラに正しい選択をする様に促すと、卒業祝いに旅行先で買ったTシャツの数々で作ったキルトを贈り、子供ができたら継ぎ足す様に勧める。ベラは戸惑いを隠し、感謝する。一方、カレン家は森でヴィクトリアの捜索を行う。ヴィクトリアはカレン家とキラユーテ族の縄張りの境界を行き来する事で両者を翻弄し、逃走する。

フォークスに戻ったベラは、エドワードが変身を翻意させる為にレネに会いに行かせたのだと疑い、それをエドワードに指摘する。そこへジェイコブがやってきて、カレン家がキラユーテの土地に侵入した事を警告する。ベラは町を離れた本当の理由を話さずに、嘘を付いたエドワードを非難する。エドワードはベラを守る為だと告げ、理解を求める。ベラはまた、ジェイコブが連絡に応じない事を責め、二人きりで話がしたいと持ちかける。

ジェイコブはベラをサムの家に連れて行く。そこにハリーの娘リアが現れ、ベラがジェイコブを苦しめている事を責める。ジェイコブはハリーの死後、リアとその弟セスがサムの群れの仲間になった事、サムとエミリー、リアが複雑な三角関係にある事、サムにとってエミリーが刻印の相手であり、何よりも大切な存在である事を明かす。ベラは卒業までは吸血鬼に変身しない意向を示すが、ジェイコブはそれでもベラにとって早過ぎると指摘し、憤慨する。ジェイコブはベラがエドワードに心を操られていると説くが、ベラは自分の決心だと主張し、ジェイコブは勢いに任せて、ベラが死んだ方がまだマシだと口走る。ベラは気分を害し、ジェイコブは詫びる。

ベラの留守中に自宅にライリーが侵入し、ベラのシャツを盗み出す。その直後、エドワードがベラの家を訪ね、ヴィクトリアでもヴォルトゥーリでもない、未知の吸血鬼が侵入した事を察知し、ベラに伝えると、カレン家で対応を協議する。ベラはカレン家が自分とチャーリーを守る事に時間を取られ、狩りに支障を来たして飢えてしまう事を心配し、ジェイコブに守ってもらう事を提案する。ジェイコブは快諾するが、エドワードは反対し、どちらがベラを守るかで対立する。ベラは自分とチャーリーの為に両者に協力を請う。結果的にカレン家の狩りの間、ジェイコブらが代わりにベラ達を見張る事になる。

夜、ジェイコブはベラを部族評議会へ招く。族長のビリーは部族の歴史を集まった若い仲間達に語り聞かせる。ビリーは、偉大なる精霊の戦士であるキラユーテが、狼に姿を変える能力で部族を守ってきた事、その昔、族長が吸血鬼に襲われるも、人間の妻が身を挺して族長を窮地から救い、族長が吸血鬼に勝利した事、その後、冷人族と称される吸血鬼が残った事を伝えると、今まさに恐ろしい存在が迫っている事を明かし、一同に備える様に促す。

ライリーが変身させた吸血鬼達が更に仲間を増やした事で、被害が悪化し、騒動が広がる。変身したばかりの吸血鬼「新生者」は自制が効かない為に凶暴で血に飢え、統率されていないものの、ジャスパーはそこに何者かの意図を感じ取る。カレン家は新生者により編成された部隊を止めないと、ヴォルトゥーリが対処に乗り出す事を危惧する。エドワードはアロが自分とアリスを仲間に加えたがっていた事を明かし、家族を排除すべく、ヴォルトゥーリが部隊を仕向けた疑いを説く。

ベラは変身した後、家族との連絡を絶つ事でどう振る舞うべきか苦悩する。ベラはエドワードがカレン家の仲間にさせない本当の理由を問い質す。エドワードは自分の身勝手でベラの魂を奪いたくないのだと説き、変身してもずっと自分のベラだと誓う。

ベラはジェイコブを連れ出すと、アリスがカレン家へ卒業生を招いて開く卒業パーティにジェイコブを誘う。ジェイコブはベラの変身まで時間が無い事から、心からのベラへの愛を伝え、自分を選んで欲しいと訴えかける。ベラはジェイコブが友達だと諭すが、ジェイコブはベラが自分の気持ちを認めていないだけであり、変身するまで諦めない意向を示す。ジェイコブはベラが変身を急ぐのは迷っているからであり、自分と一緒になれば人間のままで良く、エドワードより多くの物を与えられると主張し、強引にキスをする。ベラは憤り、ジェイコブの顔を殴りつけるが、その硬さで手を負傷する。ジェイコブはベラを自宅へ送り届けると、そこに駆け付けたエドワードにベラが迷っている事を伝え、両者は啀み合う。チャーリーが間に入ると、ジェイコブはキスをした事を明かす。

ベラはカレン家を訪ね、カーライルが手当する。ロザリーはベラが吸血鬼に変わる事を露骨に忌避する。ベラはその理由をロザリーに尋ねる。ロザリーはベラが間違った選択をしようとしている事を憂慮し、人間のベラに対して羨望している事を明かす。ロザリーはその昔、人間として希望に満ちた人生を歩んでいたものの、交際していた男に陵辱され、絶望したところでカーライルに救われ、男に復讐を果たした事を述懐すると、その後、エメットと出会い、立ち直ったものの、人間だった頃に夢見た様な変化に富んだ人生を歩めない事を悲嘆する。ベラは自分が欲しいものがエドワードだけだと主張するが、ロザリーは変身すれば欲しいものは血に変わるのだと説く。

ライリーは敵の接近を新生者達に説き、自制を働きかける。その頃、ヴォルトゥーリからジェーン率いる四人の吸血鬼がシアトルにやって来る。フェリックスはアロに相談すべきだと提案するが、ジェーンはアロの決断はアリスに予知されると説き、自分達で決断を下す意向を示す。

卒業式の日を迎える。式ではジェシカが総代としてスピーチをする。その夜、カレン家で卒業パーティが催される。ジェイコブが仲間と共にやってきて、ベラにキスの許しを請うと、卒業祝いに狼を象った手作りのブレスレットをベラに贈る。

パーティ後、アリスはライリー率いる部隊のフォークスへの進撃を予知するが、黒幕が関与していない事を訝る。カレン家は協議した上で、数において敵部隊に劣勢だと判断する。ジェイコブは人狼の仲間の加勢を買って出る。ジャスパーは敵が人狼が待ち受けている事を知らず、有利だと説き、エドワードは已む無く同意する。

新生者は人間の時の血が体に残っている為に、吸血鬼としては変身後の数ヶ月間が最も強い事から、戦術に長けるジャスパーが新生者と戦う術を、カレン家と人狼達に教示する事になる。翌日、カレン家と人狼が集まり、実戦を想定した訓練が行われる。ベラは自分の為に誰かが傷つく事に困惑する。ジャスパーは吸血鬼となった特異な経緯をベラに明かす。南北戦争当時、騎兵隊の将校だったジャスパーはマリアという吸血鬼と出会い、吸血鬼にされた後、マリアの部隊の副官となった。南部では吸血鬼の部隊同士の戦いが絶えず、ジャスパーは感情を操る能力で新生者の訓練と使い捨てを繰り返した後、マリアの操り人形に過ぎない事を悟り、その後、アリスと出会う事で変わる事ができたという。

その夜、ベラは悪夢により、ヴィクトリアが裏で糸を引き、ライリーに決断を委ねる事で、アリスが予知できぬ様にライリーを意のままに動かしている事を悟る。ベラの匂いで敵を山中の人気の無い場所へ誘き出し、決着を付ける運びとなり、ジェイコブの放つ狼の匂いでベラ本人が敵に察知されぬ様に企図される。ジェイコブは決断には結果が伴うという理由から、族長になる事を辞退した事をベラに明かす。ジェイコブは尚もベラに対する気持ちを露わにする。

カレン家が戦いに備える為に屋敷を留守にする事になり、ベラはキャンプに行くとチャーリーに偽り、エドワードと二人きりで夜を過ごす事に決める。出発前、ベラはチャーリーに再婚しない理由と結婚の意義を聞く。エドワードはベラにブレスレットを贈る。ベラは結婚の条件として、人間の内にセックスを経験したいと請うが、エドワードは殺す恐れがあるとしてそれを拒む。エドワードはまず結婚したいのだと説くと、母の指輪を差し出し、永遠の愛を誓ってプロポーズする。ベラはそれを受け入れる。一方、ヴィクトリアはライリーに心からの愛を囁き、障害となるカレン家を皆殺しにする様に唆す。

翌日、ベラはジェイコブを混乱させぬ為に、戦いが終わるまでは結婚の事を話さないとエドワードに確認する。ライリーは部隊を率いてフォークスに迫る。ジェイコブはベラを標高が高い場所へ移動させ、エドワードに引き渡す。その夜、ベラとエドワードはテントで野宿するが、嵐に見舞われ、ベラは寒さに苦しむ。為す術の無いエドワードの前にジェイコブが駆け付け、エドワードの反対を押し切ってベラを温める。エドワードは嫉妬心を露わにするが、ジェイコブはベラがエドワードと共に自分をもまた愛していると主張する。ジェイコブは吸血鬼に変身させるのを止める様に諭し、ベラにとって自分の方が相応しい相手だと説く。エドワードはそれに一定の理解を示しながらも、ベラの決断を尊重する意向を示すと共に、ベラが心変わりした場合にはベラの前から去る意向を示す。

翌朝、セスがジェイコブと見張りの交代に戻る。エドワードは去り際のジェイコブが聞くのを見越して、ベラが結婚を承諾した話をする。それを聞き付けたジェイコブは憤怒する。ベラは約束を違えたエドワードを非難すると、ジェイコブが冷静さを失って命を落とさぬ様に説得を試み、失いたくない存在だと伝える。ジェイコブはその理由を問い質し、ベラは大事な人だからだと応じるが、ジェイコブはそれでは足りないと告げる。ベラはキスをする様に求め、ジェイコブはベラとキスを交わした後、戦いに向かう。エドワードは黙認するが、ベラは自分の行動に戸惑う。エドワードはジェイコブへの愛だと指摘する。

ライリーの部隊が戦場に到達すると、カレン家と狼達が迎え撃ち、激しい死闘が繰り広げられる。カレン家と狼達が優位に戦いを進める中、カーライルとエズミは立ち竦む新生者の少女を保護する。一方、ヴィクトリアとライリーが匂いを嗅ぎ付け、ベラの元へやってくる。エドワードはヴィクトリアが恋人の復讐の為に利用しているだけだとライリーに伝え、説得を試みる。セスがライリーに奇襲を仕掛けると、エドワードはヴィクトリアと戦闘を始める。エドワードは優勢に立つが、ライリーがセスを退けてヴィクトリアに加勢すると、エドワードは窮地に陥る。その時、ベラが自らの腕を切り、出血させる事で、ヴィクトリアとライリーの注意を引く。セスが再びライリーに襲いかかると、ヴィクトリアはライリーを見捨てて逃げようとする。エドワードはヴィクトリアを挑発して呼び戻すと、格闘の末に倒す。

戦いが終結した後、エドワードはベラを連れて家族に合流する。アリスはヴォルトゥーリの接近を予知し、狼達を帰らせようとする。そこに生き残りの新生者が現れ、リアが襲いかかるが、逆に反撃を受け、助けに入ったジェイコブが右半身骨折の重傷を負う。サム達はヴォルトゥーリが来る前にジェイコブを連れ去る。

程なく、ジェーン率いる四人の吸血鬼が現れ、カレン家が事態に対処した事を評価する。ジェーンは保護した新生者の少女に気付き、カーライルは降参を条件に助けた事を明かす。ジェーンは少女に苦痛を与え、変身させた者を問い質すが、少女は予知を回避する為に教えられていない事を明かす。エドワードはヴィクトリアだと指摘し、ヴォルトゥーリが対処しなかった真意を訝る。カーライルは少女にチャンスを与える様に請うが、ジェーンはベラがまだ変身していない理由を問い質すと、二度目のチャンスは無いと通告した事を確認する。ベラは変身の日付が決まっている事を明かすが、ジェーンはフェリックスに少女を殺させる。

ベラはビリーの家に駆け付け、カーライルの治療を受けたジェイコブを見舞う。ジェイコブはエドワードがベラが思う程に完璧では無いと説く。ベラはそれに理解を示し、何も変わらない為にジェイコブへの気持ちを認めなかった事を明かす。ジェイコブは自分こそがベラに相応しい相手であり、自分となら何の問題も無く一緒にいられると主張する。ベラはジェイコブに対する好意を伝えるが、ジェイコブはそれに満足せず、次に会うまで時間を要する事を明かし、ベラの変身後でも待ち続けると伝える。

ベラが19歳になるまで一ヶ月に迫り、アリスが結婚式の準備をする運びとなる。エドワードはベラが大切な物を失おうとしているのに、皆を喜ばせようとしている理由を図りかねる。普通の人生を拒むベラは、エドワードと出会って以後の死や苦しみに直面した際に感じた、強い自分こそが本当の自分だと説き、変身後にこそ自分の世界があると主張する。エドワードはベラに指輪を嵌め、二人は結婚に備える。

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