チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ガラケーに表示する割引きクーポンを印籠の如く店員に突きつけるのがいい加減恥ずかし過ぎる。

今月支払い分のガスの検針が来たのだが、予想をかなり下回っていて小躍りするほど喜んでしまった。三月に入ってから気温が高めで推移しているから、それが反映されたのだと思うが、先月よりン千円も安いのは全くの意外だった。予算には先月並の料金を計上してあるから、差額は不測の事態に備える為の貯金に回す事ができてウホウホだ。ほんに人生は山あり谷ありだのう。というかもう山を登る気力すらないワケだが。それはさておき、私はケチくさ野郎だから、映画をレンタルする際に、不定期で発行される準新作100円クーポンを利用する事が多いのだが、ガラケーにメールで通知されるクーポンを画面に表示して、店員に「グワシ!」と印籠の如く提示するのが、もういい加減に恥ずかしい。良い齢したおっさんが、クーポンを利用して、しかも7年以上酷使しているガラケーの小さな画面を見せてまで、数本をレンタルするのだから、我ながら惨めな気持ちになる。私は超絶豆腐メンタルだから、会計時に店員が私のガラケーの小さな画面を覗き込む様を見て、涼しい顔なんてしていられない。割引の為にグッと堪えて、会計が終わると逃げ出す様に立ち去る。現在の経済状況だと、私がスマホに移行するのは来年以降になるのは確実な情勢で、こんなハズい思いをあとどれだけ繰り返すのか知れない。と言いながらも、このレトロフューチャーなナリをしたガラケーに愛着があるのも事実で、このまま惰性で3G停波のその時まで使い続ける様な気がする。