チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

憎っくき隣人Qと初めて鉢合わせになってその冴えない風貌をしかと目に焼き付けてやった。

四六時中ボーっとしているので昨日の事なのか一昨日の事なのか忘れてしまったのだが、スーパーへ買い物に出かけてアパートに戻ってきた際に、偶然にも隣人Qと鉢合わせになった。厳密には、Qは自転車に乗っていたので鍵をかける必要があり、その分だけ私の方が早く入り口に着いたのだが、その際に初めてQの御姿を確認する事ができた。彼奴は眼鏡をかけたほんのりヲタク臭漂う風貌でアラサーくらいの冴えないおっさんだった。なるほどこのボロアパートの住人に相応しい輩だと、私は自分を棚に上げまくってそう思った。と同時に、コイツが喧しい生活音や小便のドボドボ音の発生源なのかと思い、敵意を剥き出しにしそうになるのを堪えて、そそくさと自室に逃げ込んだ。もちろん挨拶など交わすはずもない。向こうにどう思われようが知った事では無いし、いざとなったらボコり合うくらいの覚悟はしておいた方が良いだろう。それにしても、もう10月に入ってしまった。今年も残り三ヶ月しかない。ニュースに拠ると、またぞろ値上げラッシュが始まるらしい。アベのせいでろくな事が無い。丁度三週間後に選挙を迎えるが、なんだかんだでアベが政権を死守しそうな様相を呈してきた。それが国民の大半の望む事なら仕方ないが、こんな私でもニッコリできるような光明は差さないものか。