チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

フィフティ・シェイズ・ダーカー

ジェームズ・フォーリー監督作「フィフティ・シェイズ・ダーカー」("Fifty Shades Darker" : 2017)[BD]

嗜虐的な性癖を持つ大富豪の男とその恋人として契約を結んだ女が、別離から復縁を通して絆を強めあっていく様を描くエロティック・ロマンティック・ドラマ作品。シリーズ二作目。

 

アナが去って以降、クリスチャンは幼い頃に実父に虐待されていた悪夢に夜な夜なうなされ続ける。一方、アナは自らの意志で決別したものの、クリスチャンに対する未練を断ち切れぬ内に、シアトルの出版社SIPへの就職という念願を果たし、編集長ジャックのアシスタントとして勤務を始める。クリスチャンからは就職祝いの花束が届く。ルームメイトのケイトはエリオットとカリブ海へ旅行に出かけている為、アナはアパートで一人寂しく毎日を過ごす。

ある日、アナはホセの個展を訪ね、そこでクリスチャンと思わぬ再会を果たす。クリスチャンはアナに復縁を求め、話し合いの為に食事に誘う。アナは個展を辞去し、クリスチャンと激しい口づけを交わす。レストランでクリスチャンは、アナを痛めつける事で自分だけが快感を求めていた非を認め、契約の再交渉を請う。アナはクリスチャンの全てを知る事を切望する。クリスチャンは生みの母が薬物依存で、自らが四歳の時に死んだ事を明かすと、ルールも懲罰も秘密も無しにしてアナの許容範囲でセックスする事を誓う。アナはそれを以って復縁を受け入れる。クリスチャンはアナをアパートへ送ると、新しいラップトップとスマホをプレゼントする。

金曜日、アナはジャックにバーへ誘われて無碍にできず、クリスチャンと会う前に少しだけ付き合う事にする。会社を出た途端、アナは手首に包帯を巻いた見知らぬ女に呼び止められる。アナは困惑しながらもジャックとバーに向かう。二人が酒を飲み始めて間もなく、クリスチャンがやってきてアナを連れ出す。アナはクリスチャンの非礼を窘める。アナはクリスチャンをアパートに招き、一緒に料理を楽しむ。クリスチャンが仕事について尋ね始めると、アナは会社を買収するつもりでは無いかと疑い、干渉する事を拒む。アナはクリスチャンが体を触れさせない事を論い、触れていい場所とそうでない場所の境界を教えて欲しいと請う。二人は求め合うままに激しくセックスする。

翌日、アナはクリスチャンから車代としてもらった小切手24000ドルを破り捨てるが、クリスチャンは即座にアナの口座に同額を振り込ませる。クリスチャンは夜に催される両親の慈善舞踏会への同伴を請う。アナは昨日呼び止められた女を見つけ、クリスチャンに知らせる。クリスチャンは直ちに部下に連絡して対応を指示する。クリスチャンはアナをヘアメイクの為にサロンへ連れて行く。アナはそこがかつてクリスチャンを虐待した女エレナの店だと知って反発する。クリスチャンは既に関係を絶っており、仕事のパートナーでしか無い事を明かして理解を求める。アナは件の不審な女も従属者では無いのかと問い質す。

クリスチャンは家にアナを招き、探偵に調べさせたその女レイラの報告書を見せると、二年前に従属者だったレイラの意に反して関係を終わらせた事、その後レイラは結婚したが夫の事故死で心を病んだ事、自分の留守中にメイドの前で手首を切り、病院に駆け付けた時には既に姿を晦ましていた事を明かす。クリスチャンはアナの求めに応じて、アナの報告書も見せると、有望な候補者はそうやって調べている事を明かす。アナはエレナの件、口座への振込の件、会社買収の件を論い、クリスチャンのやっている事が恋愛では無く所有だと非難すると、クリスチャンを理解して近づきたいのに、その状態では無理だと諭す。それを受け、クリスチャンは自らの胸の虐待の痕を囲む様に境界線を示すと、それ以外は全てアナのものだと説く。

アナはクリスチャンの呼んだ美容師にヘアメイクしてもらうと、銀のドレスを着る前にクリスチャンの求めに応じて、膣に二つ連なった銀の球を入れ、快感を堪えながらクリスチャンの両親の屋敷へ向かう。二人はマスクで仮装し、舞踏会とチャリティオークションに参加する。アナはクリスチャンが寄贈した、アスペンの豪華別荘における一週間の休暇を24000ドルで落札する。クリスチャンは子供時代を過ごした部屋にアナを招くと、お仕置きの尻叩きに興じた痕、セックスする。アナは部屋に飾られたクリスチャンの生みの母の写真を見つける。クリスチャンは話す事を避ける。屋敷にアナを付け狙う不審な男が紛れ込み、クリスチャンの家族写真を撮影する。

アナはクリスチャンとしばしダンスに興じた後、化粧直しに行く。そこにエレナが現れる。エレナはかつてのクリスチャンに対する行いが虐待では無く、クリスチャンの本質を目覚めさせる為のものであり、そうしなければクリスチャンは死んでいたと説くと、アナにはクリスチャンが必要とする従属者にはなれず、幸せにしてやりたいなら別れるべきだと訴える。気分を害したアナは舞踏会を後にし、クリスチャンにアパートまで送ってもらうが、アパートのガレージに停めていたアナの車が派手に壊され、ペンキ塗れにされているのを目の当たりにする。アナはレイラの仕業では無いかと疑う。クリスチャンはアナの安全を図る為に、自らが所有する船グレース号へアナを連れて行く。アナはクリスチャンの胸の傷痕が誰の仕業なのか尋ねると、愛の証として過去をありのままに話すよう求める。翌朝、アナは湾を航行中の船で目を覚ます。クリスチャンは生みの母が薬物の過剰摂取で死んだ後、入院先に勤めていた医師グレースが自分を救ってくれた事を明かす。二人はしばしクルーズを楽しむ。

アナはジャックから、金曜日にニューヨークで催されるブックエキスポへの同行を求められ、突然の話に難色を示す。ジャックは仕事を二の次にするのかと唆す。アナはクリスチャンにニューヨークへの出張を連絡するが、クリスチャンはそれを認めず、話し合いを求める。アナはクリスチャンの家を訪ねると、赤い部屋に並ぶ特殊な拘束具の一つに興味を示し、二人は早速それを使ったセックスを楽しむ。アナはニューヨークへの出張について理解を求める。クリスチャンはジャックのアシスタントが18ヶ月で三人辞めている事を明かすと、アナに判断を任せる。アナはニューヨークへはクリスチャンと一緒に行く事を希望し、出張を取りやめる。

翌日、アナは終業時にニューヨークへ同行できない旨をジャックに伝える。ジャックはアナへの失望を露わにすると、仕事に対する積極性が無いと詰ると共に、クリスチャンへの対抗心を剥き出しにし、アナに詰め寄ってセックスを強要する。アナはジャックを蹴り飛ばして逃げ出すと、迎えに来たクリスチャンに助けを求める。間もなく、クリスチャンは知人であるSIPのCEOにそれを報せ、ジャックを解雇させる。アナはSIPでの勤務を続ける事を希望する。クリスチャンはアナに同棲を提案する。

翌日、アナは人事部のリズから編集長会議への代理出席を命じられる。アナはデータを元に果敢に新人作家を推薦する。それを評価した社長は、アナを暫定の編集長として任命する。クリスチャンはアナの編集長への就任を祝う。アナは同棲に応じる意向を示す。アナは編集長として仕事を再開する。終業後、アナはアパートへ私物を取りに行く。そこで待ち伏せていたレイラはアナに拳銃を突きつける。アナはレイラの境遇に同情する。レイラは威嚇発砲すると、アナに対して自分の何が劣るのかと問い質す。アナは自らが平凡な女であり、クリスチャンもすぐに飽きるはずだと答える。レイラはずっとアナを見張っていた事を明かすと、アナがクリスチャンに何を与えられるのかと問い質す。そこへクリスチャンが駆け付け、レイラから拳銃を受け取ると、レイラを跪かせて従属させ、アナに家で待っているよう命じる。二人の姿を見てショックを受けたアナは、家には向かわず、街を彷徨い歩く。

アナは夜中にクリスチャンの家に戻る。クリスチャンは心配して探し回った事を明かし、非難する。アナはクリスチャンには従属者が必要だと説き、怖れを示す。クリスチャンは制圧する為だったと弁解し、レイラを精神科病院に入れた事を明かす。アナは自分にはレイラほど服従はできないと訴える。クリスチャンは見捨てないで欲しいと請うと、アナの前に座り込んで服従の姿勢を取る。アナは自分にはクリスチャンが望むものは絶対に与えてやれないのだと訴える。クリスチャンはそれを否定し、アナが去って二度とサディストとして振る舞わない事を誓った事を明かす。アナは信じられないと答える。クリスチャンはアナの手を境界で仕切った胸元に触れさせると、自分はアナのものだと説く。二人は更に絆を強める。その夜、アナはクリスチャンが酷くうなされている姿を目の当たりにする。クリスチャンは目を覚ますや、アナに求婚する。アナはクリスチャンが夢を見ているのだと考え、真に受けずに流す。

翌朝、クリスチャンは改めてアナに求婚し、返事を待つ意向を示す。間もなく、アナはクリスチャンの誕生日が近い事をミアに教えられる。アナは露店でキーホルダーを買い、包装してもらう。クリスチャンは誕生日直前に役員のロズとポートランドへ出張する事をアナに報せる。アナは誕生日パーティをどうするのか尋ねる。クリスチャンは生まれた日を祝う気にはなれないと答える。アナは包装したプレゼントをクリスチャンに渡すと、開封せずに楽しみを取っておくよう促す。

クリスチャンは出張を終えると、自らヘリを操縦してロズと帰路に就く。道中、セント・ヘレンズ山の上空でヘリはエンジンから火を噴き、急降下を始める。クリスチャンは苦難の末に森林の中にヘリを不時着させる。その頃、アナはシアトルに戻ってきたケイトとエリオット、ホセとバーで飲み会を楽しむ。そこへミアからクリスチャンのヘリが行方不明になっているとの報せが入る。アナ達はクリスチャンの家に集まり、ニュースで捜索活動の推移を見守りながら、クリスチャンとロズの無事を願って待つ。駆け付けたグレースは、これまで誰にも心を開かなかったクリスチャンの変化を喜び、アナが恋人で良かったと説く。間もなく、クリスチャンとロズの無事が確認されたと報じられる。その直後にクリスチャンが帰宅し、ロズも無事だった事を明かす。アナはクリスチャンの生還を甚く喜ぶ。一同は安心して帰る。0時を過ぎ、クリスチャンの誕生日を迎えると、アナは包装を開けるよう促す。クリスチャンはキーホルダーの裏に記された「イエス!」という求婚への返事を見て甚く喜ぶ。二人は赤い部屋で激しいセックスに興じる。

翌日、アナは母カーラにクリスチャンと結婚する事を報せる。カーラは甚く喜ぶ。その夜、アナとクリスチャンは誕生日パーティが開かれるクリスチャンの両親の屋敷に訪れる。大勢の客が集う中、グレースは親友と称してエレナをアナに紹介する。クリスチャンは皆の前で両親への感謝を述べると、アナとの結婚を発表する。皆は二人を祝福するが、エレナは激しく動揺する。エレナは廊下でアナと接触を図ると、アナがクリスチャンと結婚するのは金目当てだと詰り、クリスチャンに結婚は無理なのだと諭す。アナはカクテルをエレナに引っ掛ける。そこにクリスチャンがやってくると、エレナはアナを否定する。クリスチャンはエレナが教えたのはファックだけだったと詰る。エレナは女なら他にもいると訴える。それを聞いたグレースはエレナを引っ叩いて追い出す。エレナは憮然とした態度で出ていく。アナは再びクリスチャンの部屋に立ち入り、クリスチャンの生みの母の写真を眺める。クリスチャンはエレナとの関係は完全に終わりだと説き、アナを秘密の場所である心と花の間に招くと、指輪を差し出して跪き、正式に求婚する。アナは快諾し、二人は口づけを交わす。その時、夜空に盛大な花火が上がる。二人は皆と合流し、テラスから花火を見上げる。その様子を遠方から眺めるジャックは、アナとクリスチャンに対する復讐の機会を窺う。

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