チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

人肌恋しい季節とはよく言ったものだがそもそも人肌を経験した事がない私には想像も付かない。

今朝未明、隣人Xの異様ないびきで目覚めてしまった。たまにいびきが聞こえてくる事はあったが、今朝のそれは酷くてとても人間が寝ているとは思えなかった。特に低音が薄壁を通して良く響いてくるから、そのままでは眠りに戻れず、布団を被って音を遮断するよりほか無かった。どうやったらあんないびきをかけるのか計り知れない。と言いながら、私も自分が寝ている時の様子は把握できないワケで、ひょっとしたら負けず劣らずのいびきをかけてXに迷惑をかけているかもしれない。実家を出てから他人に寝姿を見られる機会が無いから、寝相やいびきについて指摘される事もないのが寂しい。人生で一度くらい女と添い寝してみたかった。よく人肌恋しい季節などと言うが、その人肌を経験した事が無い。セルフ人肌で妄想を膨らませるしかない。猫でもいたら少しはマシだろうに。しかし、自分の寝相を知ろうと思ったら、やはりムービーカメラか何かで夜通し撮影するしかないのか。忌むべき親父が無呼吸症候群だったのを思い出すが、私もあんな醜態を晒す様になる、或いはもうなっているのだろうか。それはさておき、一昨日に続いて昨日もauからDMが届き、今度は現在お使いのガラケーが海外で使えなくなりますよという予告と、それに伴う対応機種への変更の勧告だった。海外に行く事など絶対にありえないから、使えなくなろうがどうでも良いのだが、こうしてサービスが一つ一つ終了していくのはこれまた寂しい。