チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ワクチンを打てないならヒキる事で猛威を振るうインフルエンザから逃れるしかない。

先月の初旬から断薬を始めて一ヶ月余りが過ぎたのだが、離脱症状が弱まってきた気がする。時折、後頭部に不可解な脈打つ感覚が生じるが、それも次第に収まるのではないかと楽観視できる様になった。だからどうなるというワケでも無いが、この先の身の処し方についてどうするにしても、まずはクリアな精神状態を維持しなければ始まらない。それにしても就寝中の中途覚醒は一向に収まらない。昨晩もはっきり覚えているだけで5回は目覚めた。ベッドが悪いにしても、こんなに頻繁に目覚めるのは少し異常では無いだろうか。私はこうして快眠を実現できぬまま朽ち果てていく身なのだろうか。隣人Xは人間離れしたいびきをかいて寝ているのが薄壁を通して手に取るように分かる。羨ましい。しかし、彼奴は喘息なのか、いつも咳き込んでばかりいる。私はもう数年ほど本格的な風邪を引く事なく過ごせているのだから、その点でまだ恵まれていると言える。私の場合、風邪に冒されるともっぱら扁桃腺から陥落するので、日々喉の調子に気を遣っている。今冬は例年以上にインフルエンザが蔓延しているそうだが、ヒキ暮らしの私はこのまま感染する事なくやり過ごせるだろうか。感染して寝込んだ時の為に、諸々の備えをしておくべきなのに、何一つ行動に移そうとしない自分が嘆かわしい。齢を取って免疫力が失われる前にタヒにたい。