チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

耳掻き棒を捨てて以来耳を掻き毟りたい禁断症状に苛まれる日々が続く。

耳の掻き過ぎという数年来の悪癖にしてマイルドな自傷癖を完全に断ち切るべく、一念発起して耳掻き棒を捨てて四日が経った。これまでは暇さえあれば(というか暇では無い時の方が稀だが)当たり前の様にゴリゴリと耳掻きをしていたものだから、それができなくなった事で常に耳の中が気になってストレスが溜まる。これもある種の禁断症状なのかも知れない。仕方なく綿棒でヤンワリと擦る事で我慢しているのだが、耳掻き棒で傷めつけるよりは遥かにマシだろう。いつかはこの綿棒頼みも完全に止めねばならない。しかし、この状態から抜け出せる日は来るのだろうか。耳掻き棒を新たに買わなければ物理的に掻く事はできないのだから、これ以上耳の中の環境が悪化する事は考えにくいが、この欲動自体が消えて失くなってくれるのかどうかは分からない。欲動と言えば、先月辺りから性欲が顕著に減退しているのを実感する。一時的な現象かも知れないが、この感覚はこれまでに経験した事がない。寄る年波には勝てないとはこういう事か。まあ40代にして一度も実戦経験が無いのだから早々と錆びつくのも無理はない。性欲は枯れても健康の為にオナニーはしなければならないのが苦痛だ。ときに一昨日、役所で手続きを行った際に、久しぶりに自分の年齢を記入したのだが、やはり4から書き始めるのにかなり抵抗がある。全て自業自得だが現実を直視するのはツラい。