平成も残すところあと一日となった。と言いながら、なんとも非国民的だが私は元号にさしたる思い入れがないので、割とどうでも良かったりする。ニュースでは改元でお祭り騒ぎに興じる人々の様子を見聞きするが、私などは寧ろ無情な時の流れを否が応でも痛感させられて辛い。もちろん明日も平常通りのんべんだらりと過ごすつもりだ。
今日は平年より大幅に暖かい日となり、近所の桜が一斉に開花しているのを確認した。花を愛でる習慣がなくても、なんだかんだで見入ってしまう。先々週に皮膚科で処方してもらった点眼薬が効いたのか、眼瞼の炎症がかなり改善してきて嬉しい。発作的に悪化したのが昨年の８月ごろだったから、実に９ヶ月も耐えてきた苦労がようやく報われようとしている。アトピーもこんな風に改善してくれれば、今からでも人生を再スタートさせようという気持ちくらい湧いてくるのだが、人生はそんなに甘くない。
