今日はシネコンへ出かけ、ライアン・ジョンソン監督の新作映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』を観てきた。いずれも主役級の実力派俳優たちが一堂に会した豪華で濃密なミステリー映画の傑作だった。全く非の打ち所がない内容で大いに満足したのだが、一番印象に残ったのはその内容より劇中に「ネトウヨ」と「パヨク」という言葉が対になるように出てきた事だ。もちろん日本語に合わせた意訳なのだが、コテコテのハリウッド映画でそんなノリの言葉が出てくるとは思いもしなかったから、これも時代の趨勢なのだなぁと苦笑してしまった。
今回のお出かけは他に用事がなかったので、冷やかしがてら都心部のペットショップに寄ってみた。結婚できない男を観て、どうしても一度実物を観たいと切望していたパグ目当てだったのだが、生後数ヶ月の赤ちゃんパグが丁度展示されていたので、じっくりと観察してきた。赤ちゃんが煌々と照らされた店内のケースにずっと放置されているのは、正直あまり良い気分はしないが、それはそれとしてパグはやはり可愛かった。というか、実物を観るとパグに限らずどの犬も猫も可愛くて、自分に動物を飼う甲斐性がないのが悔やまれて仕方なかった。ちなみに展示されていたパグの赤ちゃんは約17万円だった。