チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20200203

今日は歯科通院の二回目だった。前回は主に検査のみで今回から治療が始まったのだが、まずは左側の歯痛の原因となる患部を治療してもらい、その後でこの10年ほどの間に付着した歯石の除去もしてもらった。歯痛はともかく、歯石は己の怠惰ぶりをそのまま反映したような謂わば汚物だから、恥ずかしいやら情けないやらで居たたまれない気持ちになった。おまけにこの歳になって、歯科衛生士に効果的な歯磨きの指導までされる始末で、生き恥を晒すというのはまさにこういう状態なのだと痛感した。この辱めにあと何度耐えねえばならないかわからないが、このペースなら今月中には通院を終えられるだろう。治療の際には麻酔をしてもらったのだが、解けるまでに二時間近くかかり、口元が不自由なフガフガ状態を久方ぶりに味わった。有職だったら堂々と年に数度クリーニングに行くところだが、いまの身分ではそうもいかない。しかし、生きている限りは歯を大事にしなければならない。