チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20200316

今日は新型コロナが蔓延する都心部シネコンへ出かけ、アリ・アスター監督の話題の新作『ミッドサマー ディレクターズ・カット版』を命懸けで観てきた。平日の昼間の上映だし、割と通好みのホラー作品でしかもR18指定だから、ガラガラだろうと楽観視していたのだが、上映回数が少ないせいか半分ほど埋まる盛況ぶりで、勢い感染のリスクを心配せずにはいられなかった。しかし、内容はこれまでに経験したことがないような世界観で、R18なりの際どい演出が随所に散りばめられ、私好みの非常に満足のいく傑作だった。ただ、三時間弱という長尺で集中力を使い切ったので、終了後の疲労感もそれなりだった。もしこれで感染したとすれば、早くて明後日辺りには症状が出始めるのだろうか。完全に自業自得だが怖ろしいものは怖ろしい。それにしてもマスクが品薄だとニュースでは盛んに報じられる一報で、街行く人のマスク着用率が相変わらず高いのは不思議で仕方ない。マスクを着けていない人を見ると、なんだか安心すらしてしまうくらいだ。