チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

20240222

今日は都心部の皮膚科への通院のために早朝に外出した。通勤時間帯の列車は相変わらずのすし詰めっぷりで辟易した。コロナ禍が明けてからの混雑ぶりは顕著だ。皮膚科にはほぼ朝一番に着いたので、診察は予想より早く終わった。その後、シネコンで遅ればせながらの『哀れなるものたち』を観てきた。高い評価を得ている割には小さなスクリーンでしか上映していないので、公開直後から観るべきか迷い続けていたのだが、上映時間が絶妙なタイミングだったし、間もなく終映ということで、勢いに任せて観ることに決めた。この監督らしい変態度の高い怪作で、スクリーンで観ておいて良かったと心底実感した。欲を言えばもっと大きなスクリーンで鑑賞したかったが仕方ない。帰路に着き、最寄りの駅を出たら、いつの間にかドカ雪となっていたので驚いた。スーパーで買い物して帰る途中、視界を遮るほど雪の勢いが強まり、気を取られて足を滑らせてしまった。とっさに手を着いたので尻もちには至らなかったが、これで今季のゼロコケ記録は途絶えてしまった。帰宅したら買い物袋に突っ込んだネギがないことに気付いた。滑った時に落としたとしか思えない。ゼロコケ記録が潰えたことより、ネギを落として気付かなかったことがショックで只々茫然自失した。とまれ、明日は久しぶりに雪かきが必要になりそうだ。