チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

アトピッ子の憂鬱。

アトピーを患ってもうすぐ30年になろうか。もともとアレルギー体質の僕だが、

その中でも最たるものがアトピーである。

具体的にいつアトピーが始まったのか、自分でも明確に記憶しているわけではないが、

おそらく小学生低学年時に頭皮がジュクジュクしだしたのが事の発端だと思う。

それからあれよあれよと全身に拡がり、それ以降ずっと皮膚科に通院している。

病院を転々としいろんな治療法を試してはみたものの、どれも望んだような結果を得られなかった。

ただ加齢により症状の具合は変化してきており、一時の劇症化時期に比べれば

日常の生活に大きな不便を生じることはなくなった。

それでもこの身体を疎ましく思わない日はない。憂鬱を感じない日はない。

こんな身体で産み落とした親を常に憎み、恨み、そしてそんな自分にも辟易するのだ。

 

乞食の現状であるが故に、僕はもうアトピーに対して前向きに治療に取り組むことはない。

ただステロイドやプロトピックといった従前の薬を対症療法的に使用するのみだ。

諦めの境地というかもはや向き合う気力がない。年に数回、重症化するのが悩ましいくらいで・・・。

 

もっともこんな時間まで起きてるような不摂生の限りを尽くしたGMKZ野郎が

ほざける様なことでもないんだわ。自業自得だよ。僕のアトピーは甘えに相違ない。

みんな病気と闘いながらもしっかり働いて克服していってるんだぞBKNS!

 

人生において安らかに眠れる日が欲しい。アトピーを意識しないで眠れる日。

どうして僕は死ねないんだろう。絶望が足りないんだろうか。

政権交代は僕に絶望を与えてくれるだろうか。

結局、また他人頼みか・・・。こんなのが30超えたおっさんだから情けない。