チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

96。

予報では今日あたりから徐々に暖かくなるらしい。ようやくといった感じだが、5月に入ってまで積雪が

観測されたりと、僕がこの地に住むようになってから色々とまぁあるもんだ。果たしてこれは季節の

気まぐれなのか、あるいは今後常態化するのか気になるところでもある。地球温暖化が叫ばれる中で、

同時に寒冷化が進行しているという研究報告もチラホラ耳にするからだ。寒冷化といっても全球凍結って

程の規模ではなさそうだし、人類があとどれほど繁栄を保てるのかというタームで見れば殊更心配する

必要もないだろうが、温暖化待ったなし!なんて不安を煽る様な向きには冷水を浴びせたくもなるわな。

例えば原発なんか地球温暖化をアジっては、クリーンエネルギーなんてのをウリにしてきたんじゃない

のかねぇ。温暖化の見通しが甘々なら、原発のストレスチェックも甘々で、人類が掌握できる将来

なんて極々限られてるんだろう、僕達がそう信じる以上に。温暖化もそう、原発もそう、最近話題の

アベノミクスにしてもそう。百家争鳴といえば聞こえは良いが、僕のような無学な者にはどれも

神学論争をしているようにしか思えない。経済なんて1~2年後の予測すら怪しいもんだ。未来ってさ、

ヨボヨボに老いさらばえてまで生きて見届ける程の面白みがあるかって言えば、それほど大層な

モノでもなさそうなんだよなぁ。人類が絶滅するその瞬間に立ち会いたい気持ちならあるが・・・。

 

昨日はリーアム・ニーソン主演作「96時間/リベンジ」を鑑賞。前作はかなり面白く、今では僕の

お気に入りの一本として何度もリピっている作品。それだけに期待大だった。前作同様、ニーソンが

無敵すぎるのが困りモノだが、今回はギミックや特殊能力を駆使して敵集団に立ち向かうという

少し様変わりした趣向を凝らしてある。電話越しで娘にグレネードを使うよう指示するオヤジって

どうよ?しかも全くの異国の地で(笑)って苦笑するシーンもあったが、スタイリッシュで小気味良い

テンポと痛快なアクションは前作譲りの、実に観ごたえのある作品だった。しかしこの邦題は見事に

やっちまってるよなぁ。今回、96時間って縛りは全く関係ないからな。まさか続編が制作されるとは

思わなかったんだろうか。もう原題そのまま"Taken"を尊重すれば良かったのに。国を挙げて英語力を

底上げしていこうなんて時代なんだしさ、その是非はさておき。どこのどんなヒトたちが決めてるのか

知らないけど残念な邦題が多いよ。

 

96って言えば期せずして96条の改正論議が喧しいですな。本当にこれが参院選の争点の目玉に

なってしまうんだろうか。乞食の身でありながら世を憂うよ。