チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

DA・RU・I。

あまちゃん観てからほぼ一日寝てた。喉のつまりから来る倦怠感と頭痛でもうどうにもならない。返却予定の図書はなんとか読み終わりそうだが、疲れアタマだとすんなり内容が入ってこない。現実逃避に映画を観始めるとやはり睡魔が襲ってくる。心身が消耗してくると、いつもの如く希死念慮がアタマをもたげる。どこぞの会社員が拳銃で自殺を図ったという記事を見た。31歳男性らしい。そっち系のヒトなんだろうか。僕も手元に拳銃があれば迷わず死ねるんじゃないかしら。これ以上、生き長らえたとして何がどうなるというわけでもないんだからな。今年も半分おしまいだよ。ため息しか出ないね。

昨日はキャサリン・ビグロー監督作「K-19」を鑑賞。冷戦下において、実際に起きたソ連の原子力潜水艦事故を再現したサスペンス風ドラマ。原子力災害の深刻さと、それに誰かが身を呈して対応しなければならないという悲惨さが、下手な娯楽作品以上に心を揺さぶり、なんとも言えないやるせなさを覚える。とくに急性被曝の症状のリアルさは目を見張るものがあり、福島第一原発で作業を行なっている人達に思いを馳せずにはいられなかった。ところで本作品は、舞台がソ連なら登場人物も揃ってロシア人なワケだが、言語は英語ってのがどうしてもしっくりこないんだよなぁ。まぁ、ハリウッド作品でハリソン・フォードリーアム・ニーソンが主演なんだし、こだわるべき部分じゃないのかも知れんが。翻って潜水艦内の描写は本物と見紛うばかりで実に良かった。