チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

そろそろスマホかねぇ。

はぁ、iPhoneの新作ですか。僕もいい加減にケータイ を機種変したいんだが、どうもスマホは二の足を踏んでしまうんだよなぁ。一番のネックは電池持ちだから、次もガラケーが良いやと思いつつ、もう4年近く経ってしまった。今使ってる機種の上位機種など望むべくもないので、はてどうしたもんかしらって感じ。単に生活する上ではガラケーで事足りるんだが、スマホ向けオンリーのサービスとか各所でいろいろ拡充してて、取り残されてる感があるんだよなぁ。漠然と「損してるのかなぁ」って、徐々に外堀が埋められていくこの焦りにも似た気持ちがつらいわ。その上「ガラケー男子」がどうこうと揶揄される始末だし。たまに電車乗ったりすると、もう老いも若きもみんなスマホいじってるんだわ。昨年の今頃なんかまだガラケーのヒトもそれなりに見受けられたのにな。地方でも着々とスマホは普及してるようだ。ときに、最近は就活もスマホなしじゃままならない状況らしいと聞くが、僕のような底辺とは事情が違うんだろなと嘆き節。

昨日はジャレッド・ヘス監督作「ナポレオン・ダイナマイト」を鑑賞。当時、「電車男」が流行っており、そこに便乗するカタチで「バス男」などというクソみたいな邦題を付けられてしまい、本作のファンから散々に酷評されてきたらしい。リリースから7年目の今年、正式に「ナポレオン・ダイナマイト」として再発されるとのこと。そんな経緯を踏まえながら観てみたが、確かに「バス男」は酷いよねぇ。ビデオスルーだから適当に付けたのかも知れんが、内容が良いだけに余りにも惜しいと思う。ってか、めっさおもろいがなコレ。とても上質なスクールコメディで、あーだこーだとツッコミを入れつつ、終始ケラケラと笑いながら観ることができた。田舎のダッサダサな高校生の日常を、何とはなしに淡々と描くユル~いお話なのだが、彼のダサさとは裏腹な、その軽妙でサレオツな作風がクセになりそうだ。この手のコメディ作品にありがちな下品さが皆無なのがまた新鮮で、実にハートフルな90分に仕上がっている。ラストのナポレオンのキレキレのダンスは必見(笑)。根強く支持される理由が分かるよなぁ。