チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

水どうハジマタ。

昨晩から水曜どうでしょうの新作が始まったんだよね。地上波をほとんど観ていないから新番組情報には疎くて、今回の新作の件もツイッターのTLで偶然知ることができ、いや~ヨカタヨカタと胸を撫で下ろした。そんなに熱狂的なファンではないのだが、こういうのはリアルタイムで観るのが一番だと思うので、毎週忘れないようにしないとな。今回の旅も面白くなりそうだし、10回以上OAあるみたいだから年内いっぱいは楽しめるのかな。

昨日はマイケル・ベイ監督作「パールハーバー」を鑑賞。日本軍による真珠湾攻撃を題材にした戦争アクション大作。10年以上前の作品だが、恥ずかしながら20代を現在で言うところの「ネトウヨ」脳で過ごしてきた僕は、本作を敢えてスルーしてきたワケで。劇中における日本軍の描かれ方がいかにも侮蔑的で、内容に関しても史実と異る点が多いなどの論評を見聞きしていたからだ。しかし30過ぎた頃から、ウヨサヨで色分けしてるのがバカバカしくなっちゃってねぇ、って遅すぎだろ・・・はい。んで、今更観てみました。鑑賞後感としては「長い」の一言に尽きる。どんなに面白い作品でも3時間はさすがに疲れて集中力が持続しないわ。戦争映画は戦争映画なんだが、なにぶん恋愛パートに割いてる時間が多くてねぇ、途中眠くなってしまったよ。比率でいうと戦争パート4割、恋愛パート6割って感じで、恋愛映画と称されるのも頷ける。見どころはやはり中盤の日本軍による真珠湾の奇襲攻撃のシーン。そりゃそうだわな。さすがに巨額の製作費を投じているだけあって、ド迫力で圧巻の映像と音響の大スペクタクルには息を呑むしかない。これぞマイケル・ベイの真骨頂すなぁ。政治信条やイデオロギーを排して観れば、類例を見ない程のハイクオリティなドンパチ演出ではなかろうか。ゼロ戦による破壊の限りを尽くすオーバーキルっぷりは、戦争映画を通り越してもはやSFアクション(笑)。件の日本軍の描かれ方については、外国人が持つ類型的な日本人像って印象で、今にして思えば目くじら立てる程でもなかったかな。作戦会議が秘密基地みたいな場所で行われていたのは苦笑してしまったが。山本五十六は小柄なおっさんが演じてて最初誰か判らなかったぞよ。