チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

リーマン諸氏に憐れみを。

まず予防線として、僕がムショクで最底辺の乞食のおっさんだという事実を、思いっきり棚の上の方に上げておいてっと。10年に一度の大型台風が都心襲撃ということで、昨晩からいろいろと喧しい。最も接近するのが丁度出勤時間帯に当たるらしい。報道番組を観ていて一際印象的だったのが、NHKのニュースウォッチ9の一コマで、都内のあるカプセルホテルの模様を伝えていた。リーマン諸氏曰く、交通機関は始発から運休や間引き運転が想定されることから、確実に出勤するためにカプセルホテルに泊まることにしたのだそうだ。そのホテルのスタッフによると、普段の平日の10倍の客入りでもう満杯、「私は帰宅できるのかしら」などと言いつつも、あまりの繁盛ぶりに笑みを隠しきれない様子だった。他のホテルも似た状況だと察せられる。皆、帰宅ではなく出勤の足を心配しておるのか・・・。思わず口をついて出そうになった「しゃ・・・」を一旦飲み込み、2chのNHK実況スレを覗いてみた。やはり「社畜すぎるwww」「これが社畜だwww」などと我が意を得たりな・・・もとい、いかにも2chらしいレスがずらっと並んでいた。更に遅い時間のNEWS WEBでは、社会保険労務士を介して出勤可否の判断、欠勤時の扱いなどを法的な観点から伝えていた。10年モノだろうが100年モノだろうが、台風程度では問答無用で出勤!それがリーマン稼業ということなのかしら。もう少し余裕や冗長さのある社会の方が良いのではないだろうかと、分不相応に思った次第で、深い考察などありゃしませんが。こういう労働者の献身ぶりを是とする、ともすれば賞賛しかねない社会ってなんだかなぁ。

台風26号が関東直撃 それでも定時出社は「社畜」なのか? | ニコニコニュース

おっさんはようやく始まった国会中継でも観て過ごします。 

ときに、届いたヘアカッターで坊主にする計画だったのだが、頭皮の炎症がなかなか治まらず、ちょっと先延ばし中。いや、ビビってないし。 

 

昨日はマーク・ネヴェルダインブライアン・テイラー監督作「ゴーストライダー2」を鑑賞。マーベルシリーズのダークヒーローが活躍するアクション作品。二作目は、あのアドレナリンシリーズの監督作品とあって、かなり期待していたのだが・・・個人的には全くハマらなかった。何をさておいてもまずストーリーが面白くない。無理くり作ったんじゃね的な一本道のプロットに、90分という短い時間中、何度も睡魔に襲われる始末。どの登場人物にも深みがないのだよなぁ。ヴィランも魅力に欠けるし。監督お得意の派手なカメラワークは本作では奏功しているとは思えず、逆にこれ見よがしで空回りしている印象。前作は作りこそオーソドックスではあったが、ヒーロー物としてはしっかりしていたからなぁ。