引き続き口内炎が痛む日々。下唇の裏と下顎に左右一つずつ。良くないと分かっていても、患部をペロペロと舌で探ってしまうから、なかなか治らない。思うに今回の口内炎は、気温の急激な変化とかそんな外的要因に拠るモノではなく、単に最近クラッカーばかり食べているせいかも知れない。己の不摂生さが招いた事態なのに、その責任をお天道様に求めるとは罰当たりな野郎だ。
しかしアラホーにもなって、スナック菓子やらスイーツやら貪り食ってるおっさんって、やっぱちょっとアレだよね。社会と隔絶された期間が長いと、精神は未熟なままなんだ。おそらく同年代のヒトとは、会話が成立しないレベルだと思う。そのコトに気後れする余り、更に殻に閉じこもってしまうという悪循環。コレを打ち破っていく必要があるのだけどねぇ。こういう思考ループは良くないと知りつつ、止め処なくグルグルと繰り返す、そんな5月の始まり。
昨夜から久しぶりにまとまった雨が降っている。昨日の日中はまだ天気が良かったので、ちょいと近所の散歩道を歩いてみたのだけど、ポツポツとまばらに桜が開花 し始めていた。満開まではあと数日ってところかしら。
映画鑑賞記
SMクラブから派遣されてくるS女達と、M男の珍妙でぶっ飛んだやり取りを生温かく見守る、サスペンス風コメディ。衝撃作というか問題作というか、そんな大仰な形容詞は必要なく、まぁ巷で噂された通りの、内容的には正直かなり厳しい作品かなぁと。カネ返せレベルと酷評されるのも頷ける。
しがない家具販売員の片山(大森南朋)は、一人息子と、病で植物状態の妻を持つ傍ら、謎のSMクラブ「ボンデージ」の扉を叩く。ボンデージでは、客の実生活におけるSM体験を提供する事をウリにしており、片山の行く先々で、不意に各種のS嬢が派遣されてきては、M男の片山に対しあの手この手で攻めまくると。そんな未体験のプレイに、片山も当初は快楽を覚えていたのだけど、次第にプレイがエスカレートし始めると、ボンデージ側とトラブルが発生。どエラい方向にストーリーが向かっちゃうワケです。
散々叩かれているから、かなり期待値を下げての鑑賞だったのだけど、ホントにキツかった(笑)前半はまだなんとかニヤニヤ観られたものの、後半の破綻ぶりは逆の意味で笑っちゃうほど酷い。コレは松本監督の初作「大日本人」と同じ、ちゃぶ台返し手法とでもいうべきか。昔、深夜に放送していたコント番組「一人ごっつ」の延長線上なんだよね。ちょっと大掛かりなコントを、そこそこ豪華なキャスト集めて映画化しましたって感じで。大森南朋もそうだけど、大地真央とか寺島しのぶとかよく出演したもんだ。ノリノリで嬢を演じている方は楽しいのかもしらんが。サトエリのシーンがピークだったよなぁ。どうして最後ああなっちゃうんだろう・・・
個人的には「しんぼる>>R100≒大日本人>さや侍」ってとこで。なんだかんだ言っておいて、次回作もきっと観ちゃうんだろうなぁ。昔から芸人としての松本人志のファンだし、どうしても期待はしちゃうんだわ。