チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

かくの如く底辺。

白熱するオランダvsアルゼンチン戦を観ながら、書いたり消したり。相変わらずの悪天候。湿気が絡みついて肌の調子が良くない。

6月から対応に苦慮していたポリスメンへの通報案件が、おっさんの手の及ばぬところへ行ってしまった。管理会社マターとなってしまったので、もはやポリスメンの介入余地がないのである。もちろん管理会社にも報告してあったのだけど、どうにもこうにも梨の礫。一般的な見地に立てば、「暇人だから気になるんだろ。嫌なら出てけ。」と、そんな感じかしらねぇ。もちろんそう言われたワケではないのだけど。ま、実害は無いし、管理会社がスルーするなら一住人の与り知るところじゃないわなぁ。得心はいかないが、もうこの件から手を引くことにした。改めて我が身の底辺ぶりを実感した、そんな今日この頃。もっとポジチブなコトに時間を使わんと。

 

映画鑑賞記

ザ・ガード・ブラザーズ監督作「ゲスト」("The Uninvited" : 2009)

母親の死の真相解明に傾倒し、次第に倒錯していく少女の顛末を描くスリラー作品。

アナは母親を火事で亡くしたショックから、精神病院に入院していた。元々病床に臥せっていた母親は、実家から少しだけ離れた病室にいたのだが、失火で為す術無く全焼してしまったのである。アナは病室が燃え上がるまさにその瞬間を目の当たりにし、記憶に焼きついた母の死を何度と無く夢に見ていることを、その都度、主治医に打ち明ける。主治医は、その夢の告白からアナの様子に改善の兆しを見出し、彼女に退院の許可を与える。アナは喜び勇んで、父スティーブンと姉アレックスの待つ実家に帰宅するが、一つ気掛かりなのは父の愛人レイチェルの存在だった。レイチェルは元々、住み込みの看護師として寝たきりの母親の世話をしていたのだが、母親の死以後、スティーブンと親密な関係になっていた。母親の死から時を経ずして、いずれ結婚する予定だという父と愛人の関係を、アナとアレックスは快く思わず、共にレイチェルに対する嫌悪感を隠せなかった。アナは次第に、レイチェルが父親と結ばれる為に、母親を事故死にみせかけ殺害したのではないか、という疑いを強め、アレックスと共に手がかりを探し始める。

韓国映画のハリウッド・リメイクらしいけど、アナ役のエミリー・ブラウニングの魅力だけで突っ切ってしまう様な作品でしたな。彼女はいわゆるメンヘラ女子な役どころで、愛人が母親を殺した証拠を掴むべく、次第に倒錯していく。内容は平凡でやや退屈かと思いきや、終盤で畳み掛ける様に怒涛のネタばらしが始まって思わず笑った。韓国版の方も観てみようかしら。

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