チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

根負けして、夏。

黄色の鼻垂れと痰が収まらず、引き続き体内で風邪の戦後処理が続いている模様。ティッシュが鬼のように減っていき、あっという間にストックが無くなってしまった。指定ゴミ袋は丸めたティッシュでパンパンで、その様子たるやなんとも怪しげであり、見方によっては如何わしさMAXである。ま、他人んちのゴミ袋なんて誰も見ないと思うけどさ。

昨夜というか今朝も、夜明けすぎまで蒸し暑さが残り、結局眠れたのは「おはよう日本」にがっつり食い込んだ、6時過ぎだった。もっとも「眠れた」というより疲れて寝落ちしたという感じで、この暑さだと寝ても覚めても気だるさが抜けない。ただでさえ自堕落なムショクのライフスタイルが、更に昼夜逆転でシッチャカメッチャカとなり、本気で困っている。

また、大体10日毎にセルフカットで坊主にするのが習慣となっていたのに、この暑さのせいでカットどころではなく、どんどん先延ばしにしてしまっている。セルフ坊主はコスパ的に完全無欠だとホルホルしていたのに、こういう事態は想定外であった。久しぶりに黒々と生えそろった己の頭髪は、もはや親しみを感じるどころか、鬱陶しさの対象でしかない。

夏のせいで余計な出費が増えるわ、諸々停滞するわで、何一つ良いことなし!はよ終わって夏(涙) 

 

映画鑑賞記

セス・ローゲンエヴァン・ゴールドバーグ監督作「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」("This Is the End" : 2013)

仲良しハリウッドスターの集団が、突如訪れた地球最後の日に直面して奮闘する様子を描く、パニック・コメディ作品。

ジェイ・バルシェルはLAに親友セス・ローゲンを訪ね、二人は久しぶりの再会を果たす。ローゲン宅にて遊んでいたところ、ローゲンがジェームズ・フランコの新築パーティに顔を出すことを提案、バルシェルは乗り気じゃなかったが渋々同行する。ジョナ・ヒル、クレイグ・ロビンソン、ダニー・マクブライド、エマ・ワトソンマイケル・セラ等々、多くのハリウッドスターやセレブ達が集い、賑わいを見せるフランコ宅だったが、パーティの最中、突如大地震に見舞われる。その直後、大地には大穴が空き、辺り一帯は火の海と化し、更には悍ましい姿をした何者かが彼らを襲う。パーティに訪れていたほとんどの者が命を落とし、残ったのはローゲンを筆頭に僅かな俳優仲間だけ。黙示録だ、最後の審判だと戦慄する彼らはフランコ宅に身を潜め、生き延びる術を模索するのだが、水や食料が尽き始めると、次第に険悪なムードが漂い始める。

主要キャストが本人役として登場し、デフォルメした自分自身を演じるという、設定からして愉快でお馬鹿なコメディ。下ネタあり、グロありのいかにもメリケンな作品。エイリアンが地球を侵略する的なSFモノかと思ったら、アポカリプスとかサタンとかそっち系の世界観だった。ジェームズ・フランコの家で錚々たるスター達がパーティに興じていたら、突如、最後の審判の日がやってきて、地上は地獄絵図と化すと。その際、善人にだけ空から光が差し、携挙が行われるという具合なのだけど、セレブ俳優達は庶民に比べて高額なギャラをもらってるから~、みたいな理由で天の救いに与れない(笑)。んで、フランコ宅に篭ってひたすら右往左往って展開。エマ・ワトソンが非常においしいシーンに登場するもんだから、爆笑しっきりだった。こんなクソおもろい作品が日本ではビデオスルーで、しかもBD化していないとは、配給元は真剣にアホなんちゃうかと思うわ。

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サイモン・バレット,アダムウィンガード他 監督作「V/H/S ネクストレベル」("V/H/S/2" : 2013)

超常現象を収めた4本のビデオテープで構成された、ファウンド・フッテージ型オムニバス・ホラー作品。シリーズ2作目。

私立探偵のラリーとアイーシャは、ある母親から、息子の消息を知りたいので捜索して欲しいという依頼を受け、その息子の家を訪ねる。一見して人気のないその家に侵入した二人は、屋内の一室で、無造作に置かれたテレビ、ビデオデッキ、ラップトップPC、そしていくつかののビデオテープを発見する。PCには件の息子が自撮りしたと思われる動画があり、ビデオテープに関する意味不明なメッセージを残していた。ラリーは、テープに何か手がかりがないか、再生して確認する様にアイーシャに命じ、その場を離れ屋内の捜索へ向かう。テープの内容は、どれも作り物と一蹴したくなる様な現実離れしたものだったが、一本、また一本と再生する内に、アイーシャの身に何かが起きていくのだった。

前作「V/H/S シンドローム」の続編。ただし直接的な続きモノではなく、共通しているのは構成やら趣きやらのみ。4つの異なるエピソードを束ねたオムニバス形式の際どさMAXの18禁ホラー。ハマる人はかなり楽しいと思う。大別すると、オカルト、ゾンビ、アポカリプス、エイリアンみたいな感じで、卓越したファウンド・フッテージのPOVカメラワークが、チープさを絶妙にバイパスして、臨場感のある画作りを実現している。ま、多分に悪趣味ではあるんだけど、ホラーって突き詰めるとこんなもんだし。3作目も予定されている様でちょっと楽しみ。

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