寒気が来て初雪が観測された地域もあるらしい。僕の部屋は常時カーテンを閉めきっているので、周辺で降ったかどうか確認していないが、今朝ゴミ出しに行った時にはその形跡がなかった。キリッと冷たい空気と、混じり気のない透き通った青空がキレイだった。昨夜は三日月もなまら美しかった。先日の月蝕なんかよりずっと幻想的で印象深かった。ああいう一コマを欠かさず撮っておき、サクッとネットに上げてみたいのだが、低スペカメラじゃ望むべくもなかった。
昨夜と言えば、夜更けのハナシだが、突然Kサツが僕の部屋のドアをノックした。厳密にはノックの音を聞いた時点では、まだ相手が誰か分かっていなかったのだが、というのもシャワーを浴びる直前のあられもない姿だったという事もあるし、そんな遅い時間にノックするのはマトモな輩じゃないと踏んだからでもある。それでも割としつこくノックを繰り返すから、ドアの前からヒトの気配が消えるまで待って、覗き穴から外の様子を窺ってみると、2人のKサツ官がボソボソ喋っていた。なにか事件でもあったのだろうか?あるいは、僕が無意識の内に奇声でも発してしまって、通報されてしまったのだろうか?痛くもない腹を探られる様で怖い。
P.S. ほくでんさんからおたよりとどく。
値上げの概要
値上げ実施日:平成26年11月1日
平均値上げ率:15.33%
Q 泊発電所再稼働後の料金値下げはどのようになるのですか?
A 今後も泊発電所の再稼働に向けて全力で取り組み、営業運転復帰後は、料金値下げを実施いたします。
だってさ。もう知ってたけど。きええええええ!はっ・・・!?
映画鑑賞記
ローソン・マーシャル・サーバー監督作「なんちゃって家族」("We're the Millers" : 2013)
マリファナの売人の男がメキシコからブツを運ぶ事になり、急拵えの仲良し家族を装って、取引を完遂させるべく奔走するコメディ作品。
デンバーでマリファナの売人をしているデヴィッドは、独身アパート住まいで悠々自適な生活を送っていた。ある夜、同じアパートの住人ケニーと共に、不良集団に襲われている家出少女ケイシーの救出を試みるも、逆に返り討ちに遭い、売上金の全てを強奪されてしまう。麻薬密売の元締めで、デヴィッドのボスであるブラッドは、その失態を取り戻すチャンスとして、メキシコのとあるマリファナ工場から少量のブツを運ぶ様に命じ、デヴィッドは渋々これに同意する。見るからに心証の悪い自身一人だけでは、出入国すら危ぶまれると考えたデヴィッドは、偽の仲良し家族を装い、キャンピングカーでメキシコの親族に会いに行く、という設定を考案する。息子役にケニー、娘役にケイシーを充てがい、妻役をこれまた同じアパートの住人でストリッパーのローズに打診する。ローズは乗り気ではなかったが、退っ引きならない事情で家賃を滞納し、アパートを締め出されてしまったために、高額な報酬を目当てに同行を決める。ブツを運ぶ間だけのなんちゃって家族「ミラーズ一家」の、危険な珍道中が始まるのだった。
お色気&お下品なシーンの連続が楽しい痛快コメディ。一見、理想的な仲良し家族を装い、メキシコでブツを受け取って期限までに戻ってくる、というハナシの流れ自体は至ってシンプル。ところがそのブツってのが、デヴィッドがブラッドから当初聞かされていたモノと違うどころか、単に受け取りのはずだったのが、実は他のマフィアから強奪する計画だという事が分かって、さあ大変。検問の通過だけが難関だと考えていたデヴィッドらは、命を危ぶまれる事態に突入するワケですな。それだけに留まらず、なにかとアクシデント続きの最中、偶然出逢った親切だけどちょっとクセのある、フィッツジェラルド一家に世話になるも、その家長があろうことかDEA(麻薬取締局)勤務の男でこれまた笑撃の展開。ヤクの売人の父、ストリッパーの母、家出人の長女、DTボーイの長男、粗製乱造の凸凹4人による偽家族「ミラーズ一家」が、ドタバタ珍道中の窮地を乗り越える過程で、衝突と結束を繰り返し、次第に良い雰囲気になっていくという、単純にエロと下品に終始しない爽快さがステキ。ローズ役のジェニファー・アニストンによるセクシーシーンが随所にあり、それだけでも見応えは十分。あと、DTボーイのケニーにガチでキスの仕方を伝授するクダリだったり、ある理由で腫れ上がったケニーのち◯こがデデーンとモロに映るクダリだったり、メリケンコメディは自由でいいですなぁ。大いに笑った。