全国的に天候が不安定らしいが、道内も一昨晩から荒れ模様だ。降水量というべきか、降雪量というべきか、降ってくる雨もしくは霙は結構な量で、そこら中がシャーベットの海の様である。ザブザブの歩道を歩いていると、車道を走行するクルマが無慈悲に水を跳ね飛ばしていく。もちろん悪意は無いのかも知れないが、そういう運転は道交法違反だと耳元でそっと囁いてやりたい。きっとドライバーは知らないに違いない。実際にどれくらいそれで検挙されているか知らないが、知らしめるべきである。許せん。
さて、NHKでは例の如く延々とこの逆L字状態である。この文字情報が大切である事に異論は全くないのだが、表示のON-OFFは視聴者の判断に委ねる様に、技術的になんとかしてもらえないものかと常々思っている。というのは、僕の自室にあるテレビはお世辞にも大きなサイズでは無いので、このL字表示中は、番組内の小さな文字や映像のディテールなんかが潰れてしまうのだ。稀にこの状態の時に、やや強めの地震が発生し、津波警報・注意報が発令される時があるのだが、そうなると縮小された画面の方に、地震の被害を伝える情報や、注意報が出ている場所を示す日本地図が表示され、もう文字情報だらけのカオスである。こういう戯言を声高に主張すると、不謹慎だと批判されかねないが、何に重きを置くかは視聴者が各自で考えれば良いのではないのだろうか。
言うまでもなく今日は311で、日本人にとって忘れがたい特別な日だ。昨年の今日、どんな事を書いたかまるで思い出せないが、どうせ大した内容ではないから読み返さない。この日記は僕がタヒぬと決めた時に、半生を振り返る為に書いている。しかし、あの日からもう4年も経つのか。震源から遠方にいる僕は、他人事の様に安穏と暮らしてきてしまった。被災地の復興は、まだまだ道半ばで、至らないところも多かろうが、それでも少しずつ確実に進んではいる様だ。それと比べて僕は退廃の一途を辿るばかりで、実に情けない。来年の今日の自分を想像すると、ツライ。