チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ブサメン坊主のおっさん、極寒の真冬の資金繰りに備えるべく、古着屋でリメンバー・ホクホク作戦の巻。

昨日、衝動的に思い立って古着屋まで行き、タンスの肥やしと化してもう着ないであろう冬服を纏めて売ってきた。第一弾はン年前のニットとシャツ等で、中には5年以上前の年季の入ったシャツもあったが、悩む事はせずに要不要を瞬時に見繕って選別した。昨年も同じように不要な冬服を売って多少ホクホクできたから、今年もそんな風にホクホクしたいと思い、リメンバー・ホクホク作戦と称して決行した。降雨の予報が出ていたが、これでホクホクできるならなんのそのと思いながら、俺は意気揚々と古着屋に入った。

たった5点なのに、思いの外、査定に待たされ、仕方ないから古着屋の中をうろついていた。俺は古着屋を買う側として利用しないので、こういう時以外に立ち入る事は無いのだが、こんなクオリティでも大丈夫なのかというレベルのモノも並んでいて、ちょっと勉強になった。自分では売り物にならないと判断してしまう服も、売ってみると案外値が付くかもしれないと、第二弾の判断材料に活かす事にした。結局30分以上待った後、査定が終わり、買取額は予想より3割ほど低くて、現実が甘くない事を実感した。ホクホクな額には至らず、やや不本意ではあったが、その買取額を承諾して服達とはサヨナラした。また来週辺り、第二弾を持ち込んで次こそホクホクしよう。そして極寒の真冬用の服を新たに買うのだ。

しかしブサメンで更に坊主となると、どんな系統の服を着ればより人間らしく見えるのか、いよいよ分からなくなってきた。そもそも似合う服が無いので、いかに粗を隠すかを焦点に置くしか無い。昨日売った服は全て坊主になる前に買ったはずだが、その時点でせいぜい及第点レベルだったのに、坊主にしたら超絶違和感を禁じ得ない代物と化してしまい、そのままタンスの肥やしと成り果てたのである。しかし、坊主のコスパが他に代え難いのも確かで、ブサメン坊主でもマシに見えるスタイリングを今冬こそ見つけたい。事あるごとに何度でも言うけど、これでアラホーだから本当にどうしようもないな。