チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

時の過ぎゆくままにこの身をまかせて漂いながら落ちていったらあの日から15年も経っていた件。

ボンジーヤ!特に意識をしていたワケでは無いのだが、いつもの様にネットを眺めていたら、今日があの日から丁度15年という事を知った。10年一昔とはよく言ったものだが、およそ文明国に暮らしている人々にすれば、いろんな意味でターニングポイントになった日だろう。私の様なのんべんだらりと暮らしてきた者にしても、その後もなんだかんだで色々と起こりすぎて遥か昔の出来事の様な気がする。私はこの事を以前にも書いたかも知れないが、記憶がどこかで改竄されたり、或いはボケたりしていなければ、15年前のあの日はパチンコ屋の遅番バイトを終えた後の従業員詰め所で、緊急速報のライブ映像を見たのだった。私は既にメンタルがヤバかった事もあり、更に当時結構な就職難だった事も重なって、当座の生活費を得る為にフリーターという茨の道に足を踏み入れてしまっていたのである。その時点で人生の帰趨がほぼほぼ確定していたワケだが、こうして15年経ってみると、その頃に想定した最悪の、更にその下の暮らしをしている自分が実に嘆かわしい。30を迎えた頃にいよいよ首を吊ろうと思ったのだが、タヒねなかったのが最悪だった。ときに私が患うヘルニアは当時のパチンコ屋のバイト中に拵えたモノで、若気の至りとはいえ、あそこで無理するんじゃ無かったなぁと今でも悔やむ事しきりである。首吊り未遂とヘルニア誘発は数多ある人生の後悔ランキングのベスト3に入るくらいの失態と言っていい。と適当に位置付けてみたが、最後の一つは大学に進んだ事かも知れない。高卒で就職していたらどうなっていたかしらん、などとしばしば考える私がいる。あーあ。