昨日は予報通りに10月とは思えぬ程の汗ばむ陽気だった。さすがにもう夏日は来ないだろうから、そろそろ夏服は収納してしまおうかしらと考えている。しかし、クソ狭い部屋にも関わらず、持てるリソースの大半を投入して、見境なく服を買い漁ってしまうものだから、収納スペースが無くて困った。シーズンごとにカラーボックスの中身を全取っ替えするワケだが、天性のズボラ気質ゆえにその作業が億劫で仕方ない。要らない服なら二束三文でも売ってしまう事もできるが、売るのが惜しい服が多過ぎる。渇望の末に、何年も使う事を見越して買ったのだから当然といえば当然だ。おそらく今冬もいくつか服を買ってしまうだろうが、私は激しく「足る」という事を知らねばならない。それはさておき、私は歪な浪費癖ゆえに、ケチるところは徹底的にケチってしまう性分であり、書籍はほぼほぼ図書館で借りて読む様にしており、ここ数年を振り返っても購入した本は片手で足りるほどしかない。昨日も図書館に行き、読了本を返却して、予約しておいた本を受け取ってきたのだが、事前の確認が足りず、予想外に重厚で小難しいハードカバーの本で萎えた。時が経つにつれ知能に衰えを来たし、その手の本は脳が受け付けなくなってしまった。常日頃、比較的サクサク読める新書系ばかり読んでいるのも、その傾向に拍車をかけるのだろう。生産的な活動に従事せず、適度な負荷に晒されていない脳は腐っていく。その内、読書そのものに音を上げる時が来るかもしれない。