チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

全身全霊でネガチブっぷりを加速させて新年を鬱々と迎える準備に余念がない。

いよいよ新年まで二日足らずになってしまった。年の瀬の加速度はハンパない。こんなスピードで時が過ぎていくと、私はあっという間にアラフィフからアラカンにまっしぐらだろうが、それまで生きられる公算は無く、まださして不安でも無かったりする。世間様が帰省ラッシュの真っ只中というその様子がニュースで報じられるので、それに影響を受けたからか、寝付けない夜に故郷の築ン十年の団地に思いを馳せてみたりする。今でも建物の構造から備品の細部に至るまで覚えていたりするから、私の記憶力も捨てたものではない。ついでに母親の事を考えていたら、申し訳なくて涙が出そうになった。成人後の私の所業は親不孝どころの話では無く、遂に絶縁状態になったが、自分に保険金でもかけてタヒぬ事で母親に金を遺せるなら、今すぐにでもそうしたいくらいだ。齢を重ねる度にこういう思いは強まるのかも知れないが、この先、もう母親に会う事は無いだろうし、ひょっとしたら母親より私の方が先に逝くかも知れないから、己の不甲斐なさを只々嘆くだけだ。その一方で、私は父親に対しては憎悪を抱いており、早くタヒねくらいの勢いで遙けし遠方から呪詛を投げつけていたりする。清々しい程のゴミクズ人間っぷりでは無いか。しかし、自分が産み育て、少なくない資金と労力を投じた子供が、こんな惨めで恥ずべき無様な姿に成り果てるのは、どれほどツラい事だろうなぁ。お天道様も随分と酷な事をするわ。