チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

やはり「壁ドン」というのは隣人との一触即発を覚悟の上で発動する宣戦布告の方の字義であって欲しい。

新たに隣に入居した隣人の特性はまだ不明だが、便宜的にQと呼称する事にする。このQの野郎がどうやら生活音に無頓着な輩の様で、深夜を過ぎても頻りに薄壁を何かで小突く様な衝撃音を立てるので、私は苛立ちが募りまくっている。一度はその音で目が覚めてしまい、いよいよこちらも壁ドンで応酬してやろうかという衝動に駆られたが、これ以上厄介事を抱えるのも難儀だから、グッと堪えて再び眠りに就いた。QもXと同様に昼夜逆転タイプなのだろうか。Xも割りと生活音に無頓着な奴で、とくにネットのお友達との会話やゲームの音が漏れ伝わってくるのは煩わしいが、衝撃音を生じさせる様な事は少ない。もしかしたらQの方がX以上に悪質かも知れない。毎日こんな事が続くようなら対応を検討せざるを得ないが、まずは観察を続けて、Qを知るところから始めよう。しかし、私が底辺廃人ムショクのゴミクズ野郎だから、分を弁えて大人しくしているだけであって、定職にでも就いていたら、速攻で殴り込みに行くところだ、とネットでは幾らでも威勢の良い台詞を宣えるが、超絶ヘタレな豆腐メンタルだから、言うだけ番長かも知れない。とまれ、底辺が集まるボロアパートの最底辺に位置する私には、斯様に何かと憚られる事が多い。