チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

加齢に伴いただでさえポンコツなボデーが諸々劣化し始めてきたのを痛切に実感する。

昨日またしてもアレルギー性鼻炎が発作的に始まって、鼻水とクシャミがエンドレスに続く様になりツラい。以前はこのレベルの発作は年に数度だったが、最近になってその頻度が加速度的に高まっている気がする。やはり寄る年波には勝てないという事なのだろうか。アラホーでこの体たらくならアラヒフは更に恐ろしい事態に陥るに違いない。ツラい事が増える一方の人生から早々とサヨナラしたい。さて、昨日はこんな窮状でありながらも皮膚科に行くと決めていたので、ポケットティッシュを山程バッグに詰め込んで出かけた。新たに通い始めた都市部の皮膚科で処方された薬がイマイチ合わなかったので、数年通っていた元の皮膚科に舞い戻ってきたワケだが、当然医師にはそんな経緯などおくびにも出さず、これまでと同じ様に症状を診せ、薬を処方してもらった。なんだか浮気相手に飽きて元サヤに戻った様な感覚だが、浮気どころか交際経験すらない完全無欠の童貞たる私が言うのも滑稽な話だ。しかし、なんだかんだで徒歩で通える病院は気楽で良い。ときに待合室では、赤子を抱いたアラサーくらいのママさんが私の目の前に座っていた。私は赤子の顔とママさんの顔を一瞥するなり、そこからパパさんの顔を類推するといういつもの妄想ゲームに興じた。それにしてもそのママさんの皮膚はキレイだった。もちろんマジマジと凝視していたワケでは無いが、私の汚物同然の肌と比べると、男女と年齢の違いはあれど同じ人間の肌とは思えず、恨めしさより只々羨ましかった。