昨日は都市部の皮膚科に行く予定があったから、ついでにシネコンで『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を観てきた。私はシリーズにさほど思い入れがない事から、映画館で観るのは今作が初めてだったのだが、前作が割合面白かったのに加え、今作の前評判の高さに背中を押されたのだった。前作からほぼほぼシームレスのストーリーであり、今作は前作に対する後編的な位置づけである事から、事前に前作のおさらいをしておいたのは良かった。私は記憶力に難があり、前作の内容が半分以上飛んでいたからだ。トム・クルーズは相変わらず全編に渡ってカラダを張っており、どこからどこまでスタントダブルの妙技なのか定かではないものの、誰が演じるにせよとにかく痛そうだった。その迫力に感嘆すると同時に、トム・クルーズがいつか撮影中に事故死しやしないか心配してしまった。騙し騙されが繰り返されるプロットはある程度展開が読めてしまったが、総じて大いに楽しめる内容だったし、6作目にしてここまで陳腐化せず、批評・興収的に成功させられるのはやはり凄いと思った。一番良かったのはミシェル・モナハンの出演シーンが予想以上だった事だが(笑)。皮膚科へは映画を観終わった後に行ったのだが、盆休み直前の診察日だった事もあって激混みで、一時間以上待たされた。待合室にはテレビも雑誌の類もなく、図書館で借りた本を持参して助かった。診察自体はものの数分だったが、処方された薬があれば当分戦えるだろう。