チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ぼっちで動物園、再び。

昨日また行ってきた。今度は午前中の動物の生態を観察するために。いつもはうつらうつら惰眠を

貪っている時間帯だが、えいやっと重い腰を上げてアニマルセラピーだなんだと自分に言い聞かせ

部屋を出た。しかしあれだ、朝っぱらから外出するという機会がおよそない非社会人だから、

辺り一面の雪による照り返しがこんなに眩しいとは思わなかった。あまりに眩しすぎて目が開けて

いられないのである。ほう、この地で通常の社会生活を営む人は毎日これを体験しているわけか、

などと改めて自分の乞食ぶりを再認識した出発となった。

しかし動物園は何度行っても面白い。行く度に何かしら発見があるし、それによる心身の充足感は

他に類を見ない。前日から胸の高なりを抑えられない、いまだ小学生のような幼稚な精神性が

奏功しているのだろうが構うものか。動物達は僕のような乞食のグロメンにも別け隔てなく

接してくれるんだ。まったく平日だってのにいつも揃いも揃ってカップルばかり集いやがって!

僕は自己憐憫極まって消え入りたい気持ちを必死で堪えて楽しんできたぞ。ハハッ!

 

でも本当は羨ましくて仕方なかったです・・・。