イブに久しぶりに飲酒してみたのだが、思ったほどカラダへの負担は無かった。まぁ大した量ではなかったしな。もっと飲みたい衝動には駆られるが、経済的にも精神的にも、年に一度のお楽しみくらいに留めておくのが良かろうて。んで、クリスマスムードも冷めやらぬ中、おっさんは特売で切り餅を買ってきたった。前回の正月はきなこ餅オンリーで食べきってしまったが、今回は調理器具も揃えたので、もう少し手を加えた食べ方をしてみたいところ。麺つゆがあるから、雑煮くらいなら作れなくもないのだろうが、さてモチベーションを維持できるかしら。それが問題。
映画鑑賞記
昨日は二本立て。
ソフィア・コッポラ監督作「ロスト・イン・トランスレーション」（"Lost in Translation" : 2003）
おっさんの大好きな作品。クリスマスとは関係ないが、淡く切ない男女の心模様を描いているので、この日再び鑑賞。ハハッ、寂しっ！長い結婚生活に少し疲れちゃったハリウッドスターのおじさん・ボブと、まだ初々しさの残る新妻のシャーロットが、遠い異国の地、東京で出逢い、互いに心を通わせていく、なんともロマンチックでアンニュイなお話。ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンで歳の差３４ですよ、３４！浪漫があるよね～。そんな二人が文化障壁にぶつかり、自分を見失っていく様子が観ていて非常にやるせない。終盤、シャーロットが雑踏の中を独りトボトボと歩いてて、振り返ると目に涙を浮かべてるんですよ。そりゃ抱きしめるしかないでしょ？かくいうおっさんは、女のヒトを抱きしめたことなんてないんだけどさ（笑）。どうしてこんな名作を日本ではBD化しないのかな・・・。
黄瀬和哉・むらた雅彦監督作「攻殻機動隊 ARISE border:1 Ghost Pain」（2013）
攻殻機動隊・新シリーズの三作中一作目。キャスト総入替えでのリブートということで、イメージこそ一新しているが、声色なんかは前シリーズを踏襲というか、引き摺っている印象かなぁ。時代設定はSTAND ALONE COMPLEXの少し前の様だが、随分遡っている気がしないでもない。作画ののっぺり感がそう思わせるのかも。草薙素子を始めお馴染みのメンツが、まだ公安九課に所属する前で、どことなくみんな初々しく、キャラが定まっていない感じが面白かったりする。見どころは電脳戦かな。これは前シリーズよりスリリングで良かった。とりあえずはよ続編が観たいですわ。
