チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

されどネガチブ。

年の瀬も押し迫り、ここへ来てあべぴょん無双というか、見よこれがジタミだ!的な展開が矢継ぎ早に繰り広げられており、数のチカラってのを思い知らされるワケで。少佐に言われるまでもなく、耳と目を閉じ、口を噤んで孤独に暮らすことを選択したおっさんには、もう国の行く末を憂う資格すらないよね。不平不満は噛み殺して、虚無と諦念の新年を迎えよう。来年もネガチブまっしぐらだ。

週末は発達した低気圧が近づくとかで、大荒れの予報が出ている。今晩辺りから暴風雪に警戒する必要がありそうだ。この分だと正月はドカ雪と共にやってくるのかな。今年はホントに雪が少ないから張り合いがないわ。おっさんが立ちすくむ様な絶望をくれないか。~などとまた罰当たりなコトをほざいてみた。

 

映画鑑賞記

西谷弘監督作「真夏の方程式」(2013)

東野圭吾原作でお馴染みのテレビドラマ、ガリレオシリーズの映画化二作目。おっさんはドラマの方は全く観ておらず、前作「容疑者Xの献身」を観たのみ。原作も未読だが、本作だけでも十分楽しめる構成になっているのはありがたい。物理学者の湯川先生が、訪問先で宿泊した旅館で殺人事件発生。先生はその類稀なる洞察力で、事件を解決に導くっていう流れですな。その事件ってのが、旅館経営者一家の抱える秘密に繋がっており、事件解決はすなわち、秘密を白日の下に晒してしまう、なんとも悩ましい事態なワケ。交錯しあった秘密を解きほぐす、真夏の方程式とは良く言ったもんだなぁ、さすが東野圭吾!と、妙に感心してしまった。湯川先生と旅館の少年の関係が微笑ましく、少年に真剣に科学の実験をして見せる先生の姿は大変印象的。福山雅治みたいな超絶イケメソ物理学者だから尚更ね(笑)。そして、旅館の一人娘役の杏の素晴らしい熱演ぶりに、後半思わず泣きそうになってしまった。コレ、旅館の親父さんの気持ち考えるとさ、やりきれないよなぁ。切なすぎるよ・・・。とまれ、鑑賞後感はすこぶる良い一作だった。原作も読んでみたいね。

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