チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

初めまして、半沢さん。

昨日、ツタヤにBD返却に行ったら、絶妙なタイミングで半沢直樹のBDが残っていたので、すわktkr!とまとめて借りてきた。一応出かける前にネットで在庫検索をしたのだが、全滅という有り様に諦めモードだったので、なんとも嬉しい誤算だった。まぁ、全6巻中の4巻までしかなかったワケだが、これを逃すと次にいつチャンスが来るかわからないので、迷っている余地などなかった。本放送は完全にスルーで通したものの、あちらこちらで半沢ネタが繰り広げられるのを見聞きすれば、観てみたくもなりますわな。ミーハーのおっさん、とりあえず世間様の半沢フィーバーに追いつくべく、二泊三日で7話まで観る予定。残りは年明けてから、かな。

 

映画鑑賞記

昨日は二本立て

半沢直樹 -ディレクターズカット版- Vol.1」(2013)

面倒なので映画カテに入れちゃう。Vol.1には拡大版の1話のみ収録。ディレクターズカットと銘打ってはいるものの、本放送を観てないのでどこがどう違うのかは分からない。とまれ、おっさんにとっては初めての半沢体験なのでwktk。何がどう作用して、あれほどまでの数字を叩き出し、国民的ドラマとしての座を射止めたのか、確かめたい気持ちでいっぱいだった。全く予備知識ナシでの鑑賞なのだが、意外にも鬱々とした展開なのね。日曜の夜にこれってどうよ?な感じがしなくもないが・・・。ただ、殺し文句の「倍返しだ!」が出る辺りから、俄然アクセルが効いてきて、堺雅人が剣道に倣ったアクションを披露するシーンに至ってはちょっと苦笑。融資課長って大変なんだな・・・。国税のオカマとか、愛人の壇蜜とか、相変わらずの香川照之とか、ネタには事欠かないごった煮なところもウケた理由かねぇ。遅ればせながら、ぼちぼち楽しんでいく次第ですわ。

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中村義洋監督作「奇跡のリンゴ」(2013)

無農薬リンゴの栽培に成功した一家の、10年にも渡る軌跡を描く、実話を元にした作品。リンゴ農家に婿養子に入った秋則は、農薬過敏症の妻、美栄子の症状を見兼ねて、無農薬リンゴの栽培を決意。しかし、秋則は専門的な知見を持ち合わせているでもなく、ゼロからのスタートなワケです。農薬に代替しうるモノを探し求めて、わさびやら酢やら、思いつく限りありとあらゆるモノをリンゴの木に散布するも、そんな簡単に成果なんて出やしません。親しかった農家仲間は離れていき、疎まれ、面罵され、いよいよ家族は孤立してしまうのですな、ああ村社会。どこまで事実に沿っている話かは分からないが、手当たり次第試すってのは、なんともアナクロな手法じゃないかなぁとは思うよね。ド素人のおっさんが口を挟める問題でもないんだけどさ。リンゴによる稼ぎはなく、貯金を切り崩す一方で、三人の子宝に恵まれちゃうバイタリティはどうなんだろ(笑)。主演の阿部サダヲ菅野美穂ともにおっさんの好きな役者で、演技自体は観ていて愉快なのだが、お涙頂戴な演出がすこーしばかり目立つかなぁという印象。自然に囲まれた農家を収めた映像は物凄く綺麗。これぞ日本の原風景。

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