チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

「ローグ・ワン」にて本年の映画鑑賞を〆たワケだが、程々に満足して私の2016年の現実逃避がほぼほぼ終わった。

昨日は今年最後の劇場での映画鑑賞という事で、IMAX3Dで「ローグ・ワン」を堪能してきた。言わずと知れたエピーソードⅢとⅣの間に位置するストーリーで、反乱軍がいかにしてデス・スターの設計図を入手したのかという点に絞って描かれている。監督はハリウッド版ゴジラギャレス・エドワーズだから、それなりに期待していたのだが、そつがないというか、無難な作りという印象を受けた。どのみち設計図を入手するという結果は見えており、脚本における振り幅が限定されているのだから、仕方ないのかも知れない。私がシリーズのファンでも無いミーハーに過ぎず、それほど思い入れが強く無いからという事もあるだろう。ほとんどがドンパチシーンに割かれている事から、劇場で見るにはお誂え向きの作品であり、今回はIMAX3Dを選択して良かったとは思った。今作はジェダイが登場しないどころか、フォースすら世界から潰えてしまった様な時代設定だから、劇中に登場する反乱軍の有志達のフォースへの渇望感がハンパなく、見ているこちらもとてももどかしい気持ちにさせられた。しかし、今作のムードメーカー的ポジションたるドロイドのK-2SOの存在感は大きく、彼の繰り出す皮肉の数々に何度も笑わせてもらった。毎度創造性の豊かなキャラを登場させるものだと感心する。終盤のダースベイダー無双の絶望感はなかなかの鳥肌モノだった。さて、年末年始は見たい映画が立て続けに公開されるが、映画鑑賞に割ける予算は削減を強いられているから、どれも見送らざるをえない。次はまた一ヶ月後だ。

劇場を出た後は円山動物園にメンタルを癒されに行ってきた。坐骨神経痛を患ってからしばらく遠ざかっていたのだが、円山ではこの一年ほどの間に本当にいろんな事があった。 いま一番アツいのはシロテテナガザルの赤ちゃんである。誕生から二ヶ月半で愛くるしい限りだが、挙動はもう随分しっかりとしている。やはりのんびりと動物達を観ていると和むな。

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