チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

暑かったら暑かったで文句を言い、涼しかったら涼しかったで何かしら文句を言うのが私達のジャスティス。

朝方の涼しさが余りに心地良いから、完全に無我の境地に達して体を横たえていると、ついつい小一時間ほど惰眠を貪ってしまう。この惰眠タイムは眠りが浅いせいか夢を見る事が多く、それ自体に快感を覚えてしまうから尚更良くない。良くないと言いつつ無駄に時間があるから止められないし、睡眠欲にはそうそう簡単に抗えない。とくにその直前に見聞きしていたり、今まさにテレビで流れている要素が夢の世界を形成しやすいのが面白いのだが、どうにかしてこの仕組みを利用して自分が見たい夢を創造できないだろうか。完全童貞の私としてはナオンと乳繰り合うだけの夢でも、天にも昇る心地に達する事ができるはずだが、未だかつてそんな夢を見た事は一度も無い。空飛ぶ夢だって見られるのに、一般論で言えばもっと卑近なはずのナオンとの乳繰り合いの夢が見られるのは解せない。私にとって、乳繰り合いは空を飛ぶ以上に想像を絶する高難度な事なのだと解釈するしか無い。一度でもそんな経験があれば、それをベースにして色んな状況に展開できたかも知れないが、無かったのだから仕方ないか。平日の朝っぱらからこんな戯言を夢想するほど暇を持て余している私は本当に罪深い。ときに、今月請求分の電気代は、異常に暑かった期間が反映されているせいで、いつになく高かった。隣人Xの郵便受けを覗き込むまでも無く、検針票が露わになっていたのでチラ見したら、私より使用量が少なかった。負けた気がして悔しい。