チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

髭を蓄えてブサイク面の中和を図るヒゲノミクス計画を開始から四ヶ月半にして完全に終了する。

三月になってしまったが、初っ端から暴風雪に対する警戒が発令されている。今日から明日にかけて、人命に関わる恐れがある事から不要不急の外出は控えるように、との物騒なアナウンスが頻繁になされており、なかなか厄介そうだが、今日は外出しないワケにも行かないので、嵐の間隙を縫って月初めの特売で野菜をゲットしてこなければならない。尤も暴風雪なら暴風雪で、昨年新調した傘の耐久性を確認するのに打ってつけだ。実際、まだ悪天候の下で使用した事がないから、その真価を測りきれていない。さて、私は昨年の十月中頃から、髭を蓄える事によってブサイク面のアウトロー的な中和を図る、通称ヒゲノミクス計画を実施しており、紆余曲折ありながら顎髭を生やし続けていたのだが、結局想定した効果は現れないどころか、逆にブサイクっぷりに拍車がかかるだけだと痛感したので、昨日の昼下がりにムシャクシャして綺麗さっぱり剃り落としてしまった。これまでにも適宜トリミングはしてきたので、長さ自体は大した程では無かったが、それでも久しぶりに露わになった顎の皮膚を見るなり、手でスリスリと撫でまくってしまった。もう二度と血迷って髭など生やすまいと固く決意した次第である。今後は努めてアウトロー的なビジュアルから遠ざかる様にしよう。超絶ブサキモグロフェイスでも、せめて好々爺の様な雰囲気を醸し出したい。